失敗する「自分探し」3パターン (4/4ページ)
◇(3)好きなものを発信してみる
好きなものがあったら、その「好き」を自分の中だけで消化するのでなく、どんどん周りに発信しましょう。発信すると、その界隈に仲間ができて世界が広がります。
仲間ができると自分の「好きなこと」に対して社会的な協調性を保つようになるため、「好き」が独りよがりにもなりにくいです。
◇(4)ライフプランを作ってみる
ライフプランとは、何年後、何十年後の自分の人生計画を立てることです。例えば、29歳でフルマラソン完走、31歳で結婚、35歳に家を購入、など「なりたい自分」を書き出してみましょう。
すると、今すべきことがおのずと見えてくるものです。
◇(5)キャリアプランを作ってみる
キャリアプランは(4)のライフプランと同様に、自分の仕事での人生計画を立てることです。ライフプランとキャリアプランを同時に作成すると、望んでいる未来の自分像が明確になるでしょう。
自分軸をしっかり持つことが重要
「ダイバーシティ(多様化)」という言葉を、日常的に耳にするようになりましたよね。
働き方を含め、生き方の多様化を認める社会は、本来生きやすさにつながります。しかし、多様化する世界は選択肢が多くなるということでもありますから、自分の軸をしっかり持っていないと逆に生きづらくなってしまいます。
日々を丁寧に生きて足元を固めることを意識しつつ、自分らしい生き方をじっくりと探していってください。
(小日向るり子)
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