女性のアラフィフは「役割を終えてひと段落」。だからこそ共有したい想いとは (2/3ページ)

新刊JP

だからあと数年、好きに生きようというパワーに溢れていて、それは今まで子育てと介護に注いでいたパワーをどうにか処理しないといけないという感じです(笑)。今まで娘や母親の役割をしてきたけれど、もう終わり。自分人生をどう生きようかなと。

――40代までは役割をこなすことに必死で、それが終わったのが今ということですね。

雅子:若い方にはまだ分からないかもしれないけれど、この本を読んでもらえれば、その感覚を少しは理解してもらえるかもしれません。

特に女性は、親の前では娘の役割をして、結婚したらお嫁さん、子どもを産んだら母の役割、そしてまた介護で娘の役割をして、という風にずっと息つく暇もないんです。だから役割だけで生きるのはもういいでしょうというのが、私たち世代で話すことの内容です。

私の友人たちはアラフィフになってから、フラダンスのダンサーになったり、ソムリエ資格を取ったりしています。これからどう生きていこうという悩みはあって、男性は定年後にそういう波が来るのかもしれないけど、女性は50歳くらいでそれが来るんですよね。

――ひと段落ついたときに、自分は何をしたいんだろうと悩む。

雅子:はい、そうなんです。でも、9章「生き方 自分との付き合い方 人生の歩き方」の「本末転倒 主役は私」に集約されると思うのですが、やはり自分の気持ちに素直に生きたいんですよね。

また、東日本大震災の際に、代々受け継いできた墓も、畑も津波で流されてしまう光景を見てしまうと、人生って儚いなと思うんです。だからこそ、最期の時に後悔しても後の祭りですよね。

だから、私もやりたいと思ったことはやることにしましたし、そう思いきることができたからこそ、本を書く決心ができたのだと思います。そして、これからいろいろな道を選ぶことになるであろう子どもたちには、なるべく自分がしたいようにしてほしいなと思います。それが実は一番書きたかったことかもしれない。

――「あとがき」は3月に書かれた文章で、新型コロナウイルスにも触れています。

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