女性のアラフィフは「役割を終えてひと段落」。だからこそ共有したい想いとは (3/3ページ)

新刊JP

このコロナ禍を機に、何を大切にすべきか考え直すきっかけになっている人もいると思いますが、雅子さんはどのように思われていますか?

雅子:人生てんでんこ。ブログにも書いたのですが、今、岸恵子さんが日経新聞で「私の履歴書」を連載しているのですが、戦争中、防空壕を直感で飛び出して、九死に一生を得たという話があったんです。

結局、自分の人生を守るのは自分しかいない。自分で間違えたものは仕方ないけれど、人に言われてその言いつけを守って、自分の人生が台無しになるのは嫌じゃないですか。誰のせいにもできないし、誰も守ってはくれない。人は誰もが、最終的には自分が一番。だから、自分のことは自分が守るしかないです。

もっと冒険すればよかったと思うなら、そうしたほうがいいでしょう。人のせいにせず、自分で考えて行動する。失敗したら七転び八起きで、転んでもただでは起きない。それをモットーに精一杯生きたいなと思います。

――雅子さんの猪突猛進ぶりは憧れます。自分は考えちゃって動けないです。その足枷をどう外せばいいのかアドバイスをください。

雅子:それはまだ若いからだと思います。年齢は大きいと思います。54歳にもなると、切羽詰まって、やるものもやらないといけなくなるんですよ(笑)。お尻に火がつく感じですね。

――本書は読み手の年齢によって印象が変わるエッセイだと思います。同世代の方とどんなメッセージを送りたいですか?

雅子:私以上に魅力的なアラフィフはたくさんいますし、でもその一方でみんな、人生の役割をひと段落して、これからどうしよう、何かしなきゃと悩んでいると思います。そういう人たちに読んでもらって「あ、一緒だ」って思ってほしいですね。そして、悩んでいることを共有したり、励ましあえたりできたらいいなと思います。

――最後に、どんな人にこの本を読んでほしいとお考えですか?

雅子:私と同世代の女性たちはもとより、娘達世代の若い人、子育てに奮闘中のお母さん達、嫁姑、親の介護、親との別れ、いろいろな悩みを抱えながら生きているすべての女性に読んでいただきたいです。

また、男性にも読んでいただいて50歳の女性がどんなことを考えているのか知ってもらいたいです。そして感想を聞かせてもらえたら嬉しいです。

(了)

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