「忘れられたマリオ」に1218万円の値が!高額オークションめぐって大論争勃発 (2/2ページ)
物はメモリーを増やすための手段に過ぎない》と、ゲームとみずからの人生をオーバーラップさせ、一抹の寂しさを訴えるような意見も少なくなかった。
なお、出品者については、シークレットとされているが、同オークションで鑑定したスペシャリストの「(おそらく1987年に)購入されたのち、どこかに置き忘れられたようだ」という談話が紹介されると、今度は《80年代に子供が事故などで突然亡くなるなどして、親が子供の部屋をそのままにしておき、現代になり、その親も亡くなってしまい、整理をしていたら出てきたとかなら悲しい》など、独自のストーリーを展開するユーザーもいて、改めて時代の流れを感じさせられることとなった。
80年代に青春を過ごした人々にとって「マリオ」は、文字通り青春の1ページ。未開封のままオークションに出品され、おそらく今後も誰にも遊んでもらえないゲームソフトの“無念”を考えると、「高額落札」をめぐって意見が対立するのは、当然のことなのかもしれない。
(灯倫太郎)