草なぎ剛「日本一の男たち」が認めた才能!“眠れる獣”地上波大逆襲!!

日刊大衆

草なぎ剛
草なぎ剛

 2021年にNHKで放送予定の大河ドラマ青天を衝け』のキャストが発表され、新しい地図草なぎ剛(46)が出演することが明らかになった。

「『青天を衝け』は、近代日本経済の父と呼ばれる渋沢栄一が主人公の作品です。渋沢役は吉沢亮(26)が務め、草なぎは江戸最後の将軍で、渋沢と厚い信頼関係を築く徳川慶喜を演じます。2人の関係は終生続いたといいますから、草なぎの登場シーンも多いのではないでしょうか」(女性誌記者)

 草なぎが、NHK大河ドラマに出演するのは、盟友・香取慎吾(43)が主演した2004年の『新選組!』に榎本武揚役で友情出演して以来だという。

「草なぎの地上波連続ドラマの出演は、2017年1月放送の『嘘の戦争』(フジテレビ系)が最後です。『青天を衝け』は4年ぶり、ジャニーズ事務所を退所してからは初めての出演になります。『任侠ヘルパー』や『スタアの恋』(いずれもフジテレビ系)など、多くの名作に出演してきた草なぎに、これほどのブランクはもったいないですよね。それは、いろいろあったからでしょうが……」(前同)

 2019年7月17日、新しい地図の3人のテレビ出演を巡り、ジャニーズ事務所がテレビ局に出演させないよう、圧力をかけた疑いがあり、独占禁止法違反につながる恐れがあるとして、公正取引委員会がジャニーズ事務所を注意したとの報道があった。

「この報道の後、昨年大晦日に『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の特番『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』に出演するなど、テレビで新しい地図のメンバーを見る機会が増えました。こうして見ると、やはりジャニーズ事務所の圧力やテレビ局の忖度が実際にあったのでは、と勘ぐってしまいますね」(同)

■「日本一はつよぽん」

 草なぎは、9月に公開される主演映画『ミッドナイトスワン』の監督の内田英治氏と6月22日発売の『週刊文春WOMAN』(文藝春秋)で対談した。

「記事によると内田氏は、『パッチギ!』や『HANA-BI』など多くの作品で撮影を担当した、映画カメラマンの山本英夫氏と“日本でいい役者といえば?”との話になったといいます。これに山本氏は“つよぽんでしょ?”と即答したそうです。日本一多忙な映画カメラマンとも言われる、山本氏からナンバーワンの評価されるなんて凄いことですよね」(前出の女性誌記者)

 このように、草なぎの演技力を評価する声は少なくないという。

「2014年に亡くなった高倉健さんは、遺作となった主演映画『あなたへ』で草なぎと初共演をはたしました。2018年2月20日発売の『週刊朝日』(朝日新聞出版)によると、草なぎの出演は、健さんが推した結果だといいます。撮影に入ってからも“(自分の胸をたたいて)ここを持っていないとだめだよ、草なぎちゃん”“目だよ、目。役者は目が大事だよ”と健さんはマメにアドバイスをしていたそうです。

 2016年1月21日発売の『週刊新潮』(新潮社)で、メリー喜多川氏が2009年に草なぎが公然わいせつで逮捕された際、健さんから“彼(草なぎ)も悪い子ではないと思うので許してあげてください”との手紙が届いたと明かしています。初共演の前から健さんは、草なぎのことを気にかけていたようです。健さんにとっても、念願の共演だったでしょうし、ついいろいろ教えたくなってしまったのかもしれませんね」(映画誌ライター)

『あなたへ』で高倉健さんは、第25回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞の主演男優賞を受賞。2012年12月28日行われた授賞式は欠席し、代理で草なぎが登壇した。

「授賞式で草なぎは、健さんのメッセージを代読するという大役を務めました。草なぎによると、当日の朝に健さんに電話したところ“悪いね、頼むぞ。お前が代表して行ってきてくれ”と頼まれたそうです。共演回数こそ少なかったですが、授賞式の代理を頼まれるとは、そうとうの信頼と絆を勝ち得ていたのでしょう」(前同)

■つかこうへいが“大天才”と絶賛

『蒲田行進曲』などを手掛けたことで知られ、2010年に亡くなった劇作家で演出家のつかこうへいさんも草なぎを評価した1人だった。

「草なぎは、1999年と2000年に上演された『蒲田行進曲』でメインキャストのヤス役を演じました。つかさんは、この舞台を通じて草なぎに惚れ込んでしまったようで、当時“彼の中に獣が眠る”“大天才”と評価したといいます。日本演劇史に残る大演出家に、ここまで言われた人は少ないと思います」(前出の映画誌ライター)

 多くの偉人たちから評価を受ける草なぎ。大河ドラマでの演技にも期待がかかる。

「公正取引委員会の注意がジャニーズに入ってから、テレビ局でも草なぎの起用をためらう声がなくなったといいます。来年の大河ドラマは、注目度も高いですし、草なぎの演技に再びスポットライトが当たる最良の機会で、各局が再ブレイクを見据えて動き始めているとか。実力は申し分ないというか、本物を知る人たちから“日本一”の評価なのですから、今後は、地上波のドラマでも現役のジャニーズタレントより見る機会が多くなるかもしれませんね」(芸能レポーター)

 眠れる獣が目を覚ますのは、もうすぐかもしれない。

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