千鳥ノブ、レギュラー16本から増量!「クセすごくない」人気のワケ12!!

日刊大衆

千鳥・ノブ
千鳥・ノブ

千鳥の冠番組『テレビ千鳥』(テレビ朝日系)が、10月から23時枠に昇格するようです。今までは0時15分スタートだったので、1時間ほどの前倒しですが今まで以上に視聴者が増えるのでは、との期待もあるといいます」

 こう語るのは民放キー局関係者。『テレビ千鳥』は2019年4月から放送が始まったロケバラエティ番組で、当初は深夜2時台に放送。今年3月31日の放送から0時台に移ったばかりだった。

「『テレビ千鳥』は深夜番組ではありますが、昨年12月22日に放送された特番が14%の好視聴率を記録するなど人気が高いといいます。コンビにとっては嬉しい話だと思いますが、番組の人気が上昇したら今まで以上に忙しくなると思いますし、いよいよ多忙すぎて体調が心配なレベルですよね」(前同)

 所属事務所の公式サイトにある千鳥のページを見ると、コンビ揃ってのレギュラーが12本。大悟(40)の単独が1本。そして、ノブ(40)の単独が4本もある。

「ノブさんはコンビの仕事を含めてレギュラーが16本もある超売れっ子芸人です。秋からは、人気ナンバーワンアナの弘中綾香アナ(29)とともにMCを務める単発のドキュメントバラエティ番組『ノブナガなんなん?』(テレビ朝日系)もレギュラー化するそう。加えて、さらに新番組が始まるとの話も聞こえてきます」(同)

■ノブの魅力はどこに!?

 驚くべき本数のレギュラー番組を抱えるノブ。なぜ、そこまで仕事が集中するのか。バラエティ関係者3人にその魅力を聞いた。

「最近、霜降り明星ミキらいわゆる“お笑い第7世代”が人気を集めていますが、まだ若くて、まとまってではないと番組で使えないんです。それに、バラエティ番組ではキャリアをそれなりに積んだゲストも出演するので、MCをやるには早いとの声が多いですね。番組MCにはある程度の“重み”も必要なんですが、第7世代には、まだそれが足りていないということです。

 また、第7世代はYoutuber世代でもあるので、自己プロデュースは非常に高いのですが、こだわりが強すぎて制作陣が振り回されているとの話も聞きます。千鳥は東京進出前に大阪で、バラエティ番組をはじめ、『せやねん!』(MBS)といった情報番組や『ほっとけ!3人組』(朝日放送)のようなコント番組など多彩なジャンルの番組に出演していました。そのため、基礎がしっかりしていて、こだわりもそこまでではなく、加えて制作陣の意図をしっかり汲んでくれるので、非常にやりやすいんです」(民放キー局ディレクター)

 しっかりとした基礎を持つ千鳥だが、時代にマッチした芸も持ち合わせているという。

ぺこぱのツッコまないツッコミが流行していますが、今の時代が過激の笑いより優しい笑いを求めていると言えます。千鳥も、ノブさんの絶妙なツッコミが好評ですが、極端に相手をけなすようなことは言いませんし、誰も傷つけない笑いに分類できると思います。

 またノブさんは、MCで番組を仕切るときがあっても、ゲストや共演者からツッコまれて情けなさを感じる負け顔のような表情を見せるときがあります。それがMCでありながら高圧的に感じられないのがいいのと、さらに、関西弁ではなく岡山弁の丸みのある方言を話すので、キツく感じもないのもポイントだと思います」(制作会社プロデューサー)

■ミーハーが吉!

 放送作家は言う。

「6月17日放送の『あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~』(テレビ東京系)で、かまいたちのツッコミ・濱家隆一さん(36)が相方の山内健司さん(39)について、“めっちゃ大事な才能だと思うんですけど、ミーハーなんですよ”と評価。一方で濱家さんはミーハーではないそうで、山内さんは“ドラマとか全部見といた方が、ツッコミのワード増えるじゃないですか”とミーハーの大事さを説いていました。

 そういう意味では、ノブさんはかなりのミーハー。それも、アイドル、韓流ドラマ、謎解きゲームから競馬まで、まさに多ジャンル。最先端の情報に触れ続けていますので、流行が変わる度にツッコミのレパートリーが増えていく。常に新鮮で、視聴者に飽きを感じさせないんです」

 こうした経験やセンスだけでなく運も味方につけているという。

アンジャッシュ渡部建さん(47)が不倫、雨上がり決死隊宮迫博之さん(50)といったように、MCに定評のある芸人たちが続々と自滅してしまいました。先輩のMCをバリバリやっていた“ライバル”がいなくなった分、オファーが集中しているというのはあるでしょうね。

 また、6月12日、渡部さんがレギュラー出演していたラジオ番組『GOLD RUSH』(J-WAVE)に児嶋一哉さん(47)が代演して“ぶっちゃけずっとアンジャッシュは仲良しコンビではない”と話していました。岡村隆史さん(50)がラジオで失言をしたときも、ナインティナインのコンビ仲が注目されていましたが、やらかした芸人のコンビ仲って悪いことが少なくない。その点、千鳥はコンビ仲が良いので安心できますね」(前出の民放キー局ディレクター)

■超多忙でもギャラは…

 前出の民放キー局ディレクターは続ける。

「千鳥はMC以外にも、ロケが上手いとの評判でもっぱらです。東京進出前は“ロケの王者”と言われるほどで、東京進出後に放送していた『NEO決戦バラエティ キングちゃん』のロケ企画もカルト的な人気を博していました。1月1日に同番組のスタッフで『新春!千鳥ちゃん ~酔いどれお笑い王&毒出しタクシー~』(いずれもテレビ東京系)を放送しましたし、人気の根強さがうかがえます。

 ロケでもスタジオ収録の番組でも抜群の対応力を見せるそんな千鳥とノブさんですが、実はギャラが安い。今後は上がっていくのでしょうが、現段階では極めて格安だと言えます。ひょっとしたら、それが仕事が集中している一番の理由かも。大物クラスの5分の1程度のギャラで、ダウンタウンさんが1本200万円だとしたら、彼らは40~50万円。

“クセがすごい!”のツッコミでおなじみの千鳥とノブさんですが、芸人としては、クセがすごくない、なんでもできるオールマイティーで、かつコスパ最強の超優良物件と言えるでしょうね」

 千鳥とノブの快進撃はまだまだ続きそうだ。

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