10歳の少年、1人で白昼堂々と銀行強盗? 銀行員は気付かず、ギャンググループの指示か (2/3ページ)

リアルライブ

カウンターをくぐり抜けられるのもおかしいし、銀行員の危機感も低い」などの声が挙がっていた。

 海外ニュースサイト『Hindustan Times』によると、インドではギャンググループが幼い少年少女を使い、盗みを働く事件が多いそうだ。ギャンググループは少年少女に銀行で金を盗む方法や結婚式場で金品を盗む方法などを教え、少年少女は指示された通りに実行する。少年少女は逮捕されたとしても、ギャンググループの存在を口にしないように訓練されており、実際、逮捕されるもギャンググループについて言及する少年少女は少ない。海外ニュースサイト『The Times Now』は、少年少女は盗みを働く際に役立つ可能性も考えて英語を教えられるため、英語が堪能な少年少女も多いと明かしている。

 さらに、少年少女は両親からギャンググループの元へ送られるケースがほとんどだと、海外ニュースサイト『Hindustan Times』は伝えている。親がギャングと契約をし、子供をギャンググループに預ける代わりに、親はギャンググループから金銭を得る。子供は一定期間、親元から離れて訓練を受け、その後、親元へ戻り、犯行を実行する際に呼び戻されることが多い。親がギャンググループから受け取る額は、子供が犯す罪の度合いによって異なるが、おおよそ年間で20万ルピー(約28万円)から50万ルピー(約71万円)だという。

 インドでは、ギャンググループによって子供が罪を犯すケースが珍しくないようだ。

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