TOKIO独立!「新会社設立・城島社長」の裏に山口達也と32年の絆!

日刊大衆

TOKIO(国分太一、松岡昌宏、長瀬智也、城島茂)
TOKIO(国分太一、松岡昌宏、長瀬智也、城島茂)

 7月22日、TOKIO長瀬智也(41)がジャニーズ事務所から退所することがジャニーズの公式サイトで発表された。

 加えて、メンバーの城島茂(49)、国分太一(45)、松岡昌宏(43)の3人もジャニーズ事務所の関連会社「株式会社TOKIO」を設立し、社内独立することになるという。

「独立後、城島が社長となって芸能プロダクションを設立し、そこに国分と松岡が副社長として経営に携わることになります。長瀬を含め4人は、元SMAP中居正広(47)と同様、ジャニーズ事務所としっかりと話し合いを持ち、円満独立ということになったといいますね。

 ただ、かねてから退所が報じられてきた長瀬のみならず、今回、他の3人も独立するという結論に至ったのは、山口達也(48)のためだと、関係者の間では言われていますね」(芸能プロ関係者)

■城島社長の決断で山口復帰!?

 2018年4月、元メンバーの山口が不祥事でグループを脱退し事務所を退所。以降、音楽活動が満足にできないことに長瀬が不満を抱き、事務所から退所するのではないか、とさまざまなスポーツ紙や週刊誌が報じてきた。

「TOKIOの4人、特に松岡は山口の復帰に向けて熱心に動いてきたといいます。ただ、ジャニーズ事務所は芸能界を代表する巨大プロダクション。多くのタレントが所属していて、広告関連でもさまざまなしがらみもある。被害者の女性とは和解が済んでいるといっても、おいそれと山口を復帰させることはできないでしょう。

 しかし、TOKIOがジャニーズ事務所本体から独立し、城島が社長になれば話は別。城島が、“ご批判、厳しい声はあると思いますが、社長の僕の決断で彼を復帰させたいと思います”と、山口の復帰にGOを出すことができるかもしれません。長瀬の退所に続き、3人が独立を決断したのは、山口のため、という可能性は大いにありえるでしょうね」(前出の芸能プロ関係者)

 ベテラン女性誌記者は話す。

「これまで何組もジャニーズのグループにインタビューをしましたが、その中でもTOKIOには特別な印象を受けました。というのも、私がインタビューをしてきたタレントで、聞いてもいないのに自分以外のメンバーのエピソードを話し出したのはTOKIOだけだったんです。

 結成間もない頃にインタビューしたんですが、松岡くんが“長瀬は本当バカなやつなんですよ。というのも……”というふうに、メンバー各々が他のメンバーの、マネジャーも知らないようなプライベートの話を楽しそうにして、取材中に爆笑を取るんです。“面白いんだけど、個人的なことを話しすぎてるから使えないよ”と思っていたら、案の定、原稿チェックで事務所の人に“しゃべりすぎ”と削られてしまった(笑)。

 とにかく、彼らのメンバー同士の愛には驚かされましたね。そして、やはりTOKIOのこの結束は、他のジャニーズグループとは違う、“バンド”だからなんだな、と思い知らされましたね」

■城島と山口が出会いTOKIOが生まれた

 リーダーの城島は、雑誌のインタビューなどで「1人メンバーが抜けるようなことがあれば、芸能界から足を洗うくらいの覚悟でやっている」と話していた。

 山口が不祥事が発覚した直後の2018年年5月2日、4人で行った謝罪会見で城島は、「TOKIOを結成してから自分は、自らリーダーという名のもとにおいて、自分の責任において、TOKIOという名前を消さない、継続していくことが、自分の役目だと、リーダーとしての。そういうことをずっと言ってまいりました」、「メンバーもそれぞれ同じような、表現は違いますけれど、何かあったらという部分は持っていると思います」と語っている。

 また、城島は同会見で「もともとTOKIOっていうのが、1988年か9年ぐらいのときに、山口達也と私、城島が出会いまして、それぞれギターとベースをやってたっていう部分もあって、バンドをやろうじゃないかという部分もあったので」と、31、32年前に城島と山口が出会ったことでTOKIOが生まれたと明かしている。

「山口が退所してからも、その思いは変わらなかったのでしょう。ただ、長瀬は3人とは別の動きをすることになります。山口退所以前から、長瀬はジャニーズ事務所以外の外部との交流が盛んでした。

 山口退所後はその動きも活発になり、親族が経営するアバレルブランドの手伝いや、友人との覆面バンド活動、ゲリラ的なDJイベント参加や、自主映画製作なども報じられてきました。

 俳優活動では宮藤官九郎(50)をはじめとする、大人計画との交流が深く、来年1月クールにはクドカンが手掛けるドラマ『俺の家のはなし』(TBS系)での主演が決まっています」(前出の芸能プロ関係者)

■TOKIOは解散せず

『俺の家のはなし』終了後の3月に、長瀬はジャニーズ事務所を去ることになる、という話もあるという。

 22日のジャニーズ事務所のアナウンスでは、「長瀬智也につきましては、少年時代にジャニーから教えられた“人の個性を大切にする”という考え方のもと、長年にわたって培ってきた表現者としてのクリエイティビティ―を活かし、他事務所に属することなく、裏方としてゼロから他らしい仕事の形を創り上げていくことになりました」と述べられている。

「城島、国分、松岡の独立が決まる前から、長瀬の退所の話が先行して進められていたと考えられます。その話し合い中で、“山口復帰のためにはこの選択肢しかないのではないか”という結論に至り、3人もジャニーズ事務所から独立をすることになったのではないでしょうか。

 またやはり、2019年7月にジャニー喜多川氏が亡くなったことが大きいですよね。元NEWS手越祐也(32)もそうでしたが、ジャニー氏がいたら、城島、国分、松岡の3人、そして長瀬も独立や退所という決断はしなかったのではないでしょうか。それほどジャニー氏の存在は大きかった。

 また、長瀬とそれ以外の3人は別々の道を歩むことになりますが、“TOKIO解散”という形にはならないといいます。方向性は違うかもしれませんが、音楽活動で4人、いや5人が交わることはありえるはず。5人でCDを出すということはないかもしれませんが、単発のライブなら十分に可能性はあると思います。長瀬の退所のきっかけも、音楽活動が満足にできないことだったわけですからね……」(前出の芸能プロ関係者)

 城島と山口の出会いから32年。TOKIOは再び、新たな歩みを始めることになる――。

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