障害者生活手当など1億3千万円以上を不正受給した女が有罪判決 「刑が軽すぎる」の声も (2/3ページ)
公訴局によると、女名義の資産は残されておらず、詐取した給付金の行方も明確に追えなかったからだという。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「刑が軽すぎる。給付金で贅沢三昧。許せない」「チャリティに寄付したとか言っているが、絶対ウソ」「障害者かどうかの確認作業が甘い。公務員、仕事しろ」「返済義務なしとは女の勝ち。ぜひノウハウを教えてもらいたい」「不正受給が簡単にできる国のシステムが悪い」「これは私たちの税金。ちゃんと回収してくれなきゃ困る」「女のせいで本当に困っている障害者にしわ寄せが行かないか心配」など様々な声が上がった。
障害者を装って、国からお金をだまし取った人は日本にもいる。
北海道県警は2008年2月25日、全盲を装い、生活保護費などをだまし取った疑いで、札幌市在住の男を逮捕したと各社報じた。各社の取材によると、当時50歳の男は、健常者と同水準の視力があるのにもかかわらず、虚偽の申告をし、視力障害1級の認定を受けて、生活保護費などをだまし取ったという。事件が発覚したのは、交通事故の捜査であった。男は2006年6月頃から「当て逃げ被害にあった」と被害届を何度も提出。当て逃げされた車の色や特徴を具体的に証言したため、本当に全盲なのかと捜査員が不審に思っていた。警察では、保険金詐欺の疑いも視野に捜査を進めていたところ、2007年10月に男が運転免許を更新していたことが発覚。免許更新には視力0.7以上が必要。男は0.7以上の視力があって全盲ではないと自ら証明。警察は札幌市に報告し、男を逮捕したそうだ。男の不正受給は、2003年から5年間で約200万円にもなるという。男は逮捕時は容疑を認めていたが、裁判では否認。2008年11月に開かれた裁判では、男に対し、懲役4年の実刑判決が言い渡されたという。
障害者を装い、給付金を詐取しようとする人は後を絶たない。不正を早期に発見できるよう、チェック体制を見直す時が来ているのかもしれない。