世界遺産の町リューベックにある世界中から集められた人形「マリオネット博物館」 (2/3ページ)
博物館ではその中から、約1,000体が展示されています。
こちらはフランスの指人形芝居で使われる「ギニョール」という人形。
ミャンマーのマリオネットは、今にも動き出しそうなくらいに表情などが細かく作られています。
南インドの人形はきらびやかな衣装が特徴。マリオネットはヨーロッパにしかないと思いきや、アジアでも伝統文化として根付いているのですね。
アフリカでの人形は、成人になるための儀式や死者を祀る儀式などで多く使用されているのだそうです。
展示されている人形のなかには、300年以上前の大変古いものも。趣味とはいえ、世界中からこれだけ貴重な人形コレクションを集めたファイ氏には脱帽です。
世界の人形に囲まれながら、人形劇の歴史にも触れる事ができるマリオネット博物館。まだあなたの知らないマリオネットの世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。