明石家さんまの定番ネタが猛批判、若手芸人との感性にギャップ

日刊大衆

明石家さんま
明石家さんま

 7月21日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で、明石家さんま(65)が子育てママを侮辱するような発言をし、ネット上で批判の声が相次いだ。

 この日は、新婚や離婚経験者、未婚の芸能人が集まり、“結婚は幸せなのか?”というテーマでトークを展開。その中で、“仕事のつきあいで飲みに行く夫を許せる?”という話題になったところ、2019年に離婚したモデルの西山茉希(34)は「子ども生まれて、その1、2年の間の旦那さんの過ごし方って、すごい重要だと思うんですよ」と指摘し、これにフリーアナウンサーの大島由香里(36)も「一生引きずりますね」と激しく同意した。

 さらに、西山は結婚していた当時を振り返り、「こっちがもう授乳やら睡眠不足やら毎日、“うわ~!”となっている(子どもが)1、2歳のときに、あまりにもそれ(飲み会)を続けられると、“いつまでも待ってる女だと思うなよ”みたいな感じの感情になってくる」と夫に対して抱いていた不満を爆発。

 続いて、西山が「お母さんにはなるんだけど、女として妻としての寂しさって埋まることはないんですよ」と訴えると、さんまはそれに理解を示したのだが、その際に問題発言は起こった。なんと、さんまは「要するにミルクあげてるときとか、お尻(を)バーッと触ったらうれしかったんだ?」とセクハラめいたたとえを挙げて、夫からそうした行為をされたかったか女性陣に尋ねたのだ。

 それに対し、大島は「それは違う」と即座に否定し、「余計イラっとします。“お尻触ってる暇でもあったらオムツでも替えろ!”って言いたくなる」と怒りをあらわにした。しかし、それに納得がいかなかったのか、さんまは「女として見てほしいんやろ?」と言い返し、妻のお尻を触る夫の姿をマネする始末。

 それに女性陣が苦笑いする中、チョコレートプラネット松尾駿(37)はさんまの女性観について「すごく下品ですよ」と苦言を呈した。その言葉にようやく耳を傾けたさんまが「それが女性じゃないのね?」と確認すると、松尾は「じゃないと思います」とさんまの女性観をきっぱり否定していた。

■松尾駿の発言に感謝の声が続々

 放送終了後、こうしたさんまの発言に視聴者からは批判の声が続出。ネット上では女性を中心に「感覚が古い」「さんまもだいぶズレて来たなぁ」「女性をなんだと思っているんだ」「女性蔑視発言はドン引き」などといった反響が相次いだ。

 また、さんまに苦言を呈した松尾には「お笑い界の大物であるさんまに対し、釘を刺した松尾は偉いと思う」「松尾さん注意してくれてありがとう~」「松尾さんを全面的に支持します」という称賛の声が数多く上がっていた。

 妻が夫の不満をぶちまける企画は同番組の人気コーナーで、さんまはそのたびに男性擁護の発言をし、くわばたりえ(44)ら女性出演者から攻撃されるというのがパターンだった。しかし今回は男である松尾からツッコミが入り、それが女性視聴者から支持されている。男女ともに、考え方が大きく変わってきているのだろう。

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