「広瀬すず×仲間由紀恵」白石聖が『恐怖新聞』で“絶叫女優”大ブレイク!

日刊大衆

(左より)白石聖、黒木瞳
(左より)白石聖、黒木瞳

「1日読むごとに、100日ずつ寿命が縮まる新聞が届いたら、どうするーー?」

 8月29日土曜日より、東海テレビ・フジテレビ系列全国ネット23時40~翌0時35分の「オトナの土ドラ」枠から、ドラマ『恐怖新聞』がスタートする。

 主演は連ドラ初挑戦となる新星・白石聖(21)、演出は98年の映画『リング』で知られる中田秀夫監督。白石の母親役で、中田作品常連の黒木瞳(59)の出演が発表されている。

これが恐怖新聞だ!

「原作は73年から75年にかけて『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載していた、つのだじろうによる同タイトルの漫画作品。“未来の出来事が書かれているが、1回読むたびに100日寿命が縮む新聞”という恐ろしい設定が話題を呼び、70年代にホラーブームを巻き起こした金字塔というべき作品が、現代風にリブートされるわけです。

 主演の白石さんや、演出の中田監督といった布陣から、期待は高まるばかりです」(出版関係者)

 白石の役は、京都に住む大学生・小野田詩弦(おのだしづる)。突如『恐怖新聞』の災厄に巻き込まれていく。本作の脚本について白石は、

「読み進めるうちに、”次のページに何が起こるんだろう…あ~、やっぱり~、どんどんそんな方向に行っちゃうじゃん”みたいな『止まらない負の連鎖』で気分が沈みました(笑)。原作より恐怖感が強いと思います」

 とコメントしている。

 白石は、本作が初めての連ドラ主演で、ホラー作品の出演も初。今回の役がブレイクのきっかけになるのでは、という声も高い。

 白石は16年に『AKBラブナイト 恋工場』(テレビ朝日系)でデビュー以降、着実に経験を積み、19年にドラマ『絶対正義』(フジテレビ系)や、20年に『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(日本テレビ系)でどちらも重要なキャラクターとして出演。

 これまで、倉科カナ広瀬すず新木優子吉岡里帆、井桁弘恵といったそうそうたる女優を輩出してきた結婚情報誌『ゼクシィ』の12代目ゼクシィガールで、「石原さとみ似の美女」と評する声も多く、その将来性は折り紙つきなのだ。

■”憑依型”女優としてこれまでも活躍してきた

「『絶対正義』では、山口紗弥加(40)の娘役と、山口の高校生時代の1人2役を演じましたが、まばたきをせずに淡々と話しながら、そこに狂気を感じさせる演技を見せていました。

『シロクロ』でも、過去に父親を殺された大学生の直輝(横浜流星)の彼女として登場しましたが、実は物語を左右する重要な役。かなり、ホラー作品と相性がいいかもしれません」(専門誌記者)

 もちろん、ただ単純に「怖い女」しかできないわけではない。19年5月の『ゼクシィ』CMでは透明感のある、結婚式当日の花嫁を見事に演じており、他にも数多くのドラマで、いろいろな性格のキャラクターを巧みに演じ分け、「憑依型女優」と評する声も多い。

「そんな白石の新たな一面を、『恐怖新聞』は見せてくれるかもしれません。ホラー作品がきっかけでブレイクする女優が多い、というジンクスがありますからね。押しも押されもしない大女優の仲間由紀恵(40)は、00年の『リング0 バースデイ』で、救いのない結末の“貞子”の演技が堤幸彦監督の目に留まり、『TRICK』シリーズへの出演が決定。その後、一躍人気女優になりました」(前同)

■松嶋も柴咲も、恐怖作品で名を上げた

 00年のドラマ『やまとなでしこ』(フジテレビ系)の再放送が話題となっている松嶋菜々子(46)も、映画初主演作は『リング』。また、柴咲コウ(38)も、若手時代の04年に『着信アリ』で主演を務めていた。柴咲は、普通の女子大生だった序盤と終盤の殺人鬼へと豹変した姿のギャップの凄惨さが、大いに話題となった。

「男性ですが、あのジョニー・デップ(57)も84年の『エルム街の悪夢』のわき役が、映画初出演作です。意外とホラー作品に後の名優が出演していることは多い。

 くわえて、あの中田秀夫監督ですからね。『リング』は有名ですが、最近でも18年の『スマホを落としただけなのに』や、今年8月もKAT-TUN亀梨和也主演で『事故物件 恐い間取り』が控えていたりと、現在も恐怖作品の最前線で大活躍しています。超常現象的な恐怖だけでなく、『スマホ』のように人間の怖さを描くことにも定評があります。『恐怖新聞』でどんな恐怖を届けてくれるか、楽しみですね」(映画ライター)

 白石は中田監督について、

「中田監督とは、お仕事をご一緒したい方がたくさんいる中で、ご縁あって自身初のホラー作品を撮っていただけるのでとてもありがたいです。役作りに関しては、”夜遅い時間帯なので、すっきりとしたわかりやすい芝居をしましょう”というアドバイスを頂きました。指示がすごく的確でわかりやすく”ついていこう!”という感じです」

 とコメントしている。

■恐怖・ケレン味・共感の3K作品となる

 また、詩弦の母親・小野田歌子役で出演している黒木も、注目だという。

「02年の映画『仄暗い水の底から』から今回で4作目の中田作品出演となります。黒木いわく“台本を開く前にOKを出した”そうです(笑)。言わずと知れた宝塚出身の演技派ですが、今回は“正義感に熱く、不条理なことは許せない”という、不吉な予感しかしないキャラクターを演じています」(前出の映画ライター)

 過去の中田作品で恐怖を“与える側”と“受ける側”の両方を演じたことのある黒木が、どのような恐怖を視聴者に与えてくれるのか、期待が高まるところだ。

 本作を担当する東海テレビの後藤勝利プロデューサーは『恐怖新聞』のドラマを「恐怖・ケレン味・共感の3K作品」と黒木に伝えたほか、白石について、

「白石さんとは『絶対正義』でご一緒させていただき、視聴者を釘付けに出来る圧倒的な存在感と、98年生まれ“奇跡の世代”の中でNo.1の呼び声が高い演技力を間近で体感させていただきましたので、オファーさせていただきました」

 とコメントしている。

 そう、白石は広瀬すずや橋本環奈上白石萌音中川大志と同じ、98年生まれなのだ。

 これからさらにブレイクするであろう白石と、世界観に深みを与えること間違いなしの黒木。2大女優と中田監督『恐怖新聞』に、今年の夏は注目したい。

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