「長ネギ」にしか見えない鉱物が発見される どうしてこんな形に?博物館に聞いてみた (3/3ページ)

Jタウンネット

ゴンドワナは約6億年前に地球の南半球に存在したとされ、分裂・移動して現在のアフリカ、南アメリカ、インド、オーストラリア、南極になったといわれている巨大大陸だ。

「この電気石はブラジルのミナスジェライス州という、有名な鉱物の産地で発掘されました。ゴンドワナができた時に、ここの鉱物も一緒にできたということで展示しています。ミナスジェライス州のあたりで火山活動が行われたことでマグマがたくさんできて、それが冷えて固まって鉱物ができました」

ゴンドワナとネギ電気石の関係について、このように話す山下さん。となるとこのネギ電気石、かなりの歴史を持つことになるが...。本物のネギではないとはいえ、なんだか不思議な感じだ。

ネギの結晶部分は約9センチ。山下さん曰く、リチア電気石はピンクや黄色など様々な色があるといい、「(形成の際に)入ってくる元素によって色が変わる」という。今回はたまたま緑と白で細長い形をしていたため、ネギに見えてしまったわけだ。

色とりどりなリチア電気石(画像は神奈川県立生命の星・地球博物館)
色とりどりなリチア電気石(画像は神奈川県立生命の星・地球博物館)

ツイッターの投稿が話題になった後、複数の人がネギ電気石を見るために来館したという。山下さんはネギ電気石が話題になったことについて、

「複雑な心境ですね。真面目に考えると展示物なので、ネギなんて言っちゃっていいのかなというのがあったので...。(でも)ツイッターだからいいかなと。こんなに反響があるとは思いませんでした」

としている。

企画展ではネギ電気石を含め、3つのリチア電気石を公開している。公式ツイッターでは他の電気石も紹介しているが、緑やピンクの結晶が美しい。気になる人はぜひのぞいてみては。

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