上沼恵美子が芸能界引退危機 キングコング梶原雄太を「公開処刑」

週刊実話

 関西を拠点に歯に衣着せぬ物言いと毒舌で人気を誇ってきた『上方の女帝』こと上沼恵美子(65)が絶体絶命のピンチに見舞われている。現状のままだと、いずれ芸能界引退に追い込まれる最悪のシナリオまで浮かび上がってきた――。

 上沼が墓穴を掘った一件は、25年続けてきたバラエティー番組『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)の打ち切りだ。同番組は1995年にスタートし、放送回数も1056回に上る同局を代表する名物番組。

「いきなり7月24日の放送で終了が告知されました。局サイドはスポンサーに対し、申し開きができず、アタフタしています。しかも、驚いたのは25年も続いた長寿番組なのに、一切前触れなし。異常ですよ。何かのトラブルで番組が終了したことは確実です」(芸能プロ関係者)

 今回、『快傑えみちゃんねる』が終了した理由は上沼によるパワーハラスメントだという。“YouTuber・カジサック”としても知られるお笑いコンビ『キングコング』の梶原雄太(39)が、番組収録中に共演者やスタッフの面前で上沼から罵倒された揚げ句、人格を否定されるような暴言を1時間近くも浴びせられたのだ。

「暴言の中身は『つまらない』、『芸人辞めたらいい』、『私にいつもたかる』、『儲けてんだからたまにはおごり返せ』などなどです。梶原も最初は『なに言うてるんですか』、『いやいやキツイわ〜』となんとか笑いに変えようとしていたが、上沼の暴言は止まらない。スタジオから笑いは消え、暗い雰囲気になった。梶原は涙目になり、一旦、休憩に入ると、そのままトイレに駆け込み、もどしてしまったそうです」(事情通)

 結局、梶原サイドから体調不良を理由にその日の内に番組降板が申し伝えられたという。タレント放任主義で知られる梶原が所属する吉本興業からも、珍しくクレームが入ったそうだ。

「上沼の暴言は証拠として録画テープで全部残されている。しかも、一部関係者は上沼の暴言があまりに聞くに堪えないとして、スマートフォンにも音声を録っていた」(制作関係者)

 事の重大さに関西テレビ側は、上沼に真意を問い質した。すると――。

「当然、謝罪の一言でもあるのかと思いきや『あんたら私を誰だと思ってんの? そこまで言うんなら、こっちから辞めたるわ』とブチ切れた。それが今回の騒動です。もちろん、本人には“パワハラ”という認識は一切なかった。最後は『愛や。ダメな子を鍛えただけ』と開き直る始末です。教育、指導と言うのはパワハラ常習者の常套句。局のコンプライアンス担当者も呆れていた」(関西テレビ関係者)

 驚くのは上沼の次のリアクション。『快傑えみちゃんねる』からの降板を一方的に通告したばかりか、関西テレビに“絶縁状”まで叩きつけたという。

「上沼の夫は関西テレビ元役員。だからスタッフを恫喝すれば、なんとか収まると考えたのでは。元役員に影響力はありません。局内では『上沼はついに焼きが回った』などの評判が飛び交っていますわ」(同)

 それにしても、不思議なのは上沼の行動だ。なぜ、梶原に対しいきなり暴言を吐いたのか。

「一つ言われているのが、構成作家を務める上沼の次男です。上沼の座付き作家のようなことをしていて、上沼の番組には漏れなく付いて来る。能力ですか? それは推して知るべしですね(笑)。いずれにせよ、上沼が梶原を寵愛することに嫉妬し、あることないことを上沼に吹き込んだ。まあ、これで番組がふっ飛んでしまったのだから自業自得ですよ」(前出・事情通)

 関西圏のテレビ局では“視聴率の女王”などと崇められていた上沼。だが、今回ばかりは時代の波を読めなかったことが災いしてしまったようだ。

「コンプライアンス全盛の世の中で、上沼の行為はアウトです。音声がネットなどに流出するのは時間の問題。しかも、パワハラはセクハラ同様、芸能人にとっては致命的行為といっても過言ではない。パワハラの烙印を押されたタレントは、スポンサーが嫌がるんです」(同)

 現在、上沼は『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(朝日放送)、『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)などのレギュラー番組を抱えており、『怪傑えみちゃんねる』終了騒動に対しても、相変わらず強気の姿勢を崩していない。しかし…。

「早速、スポンサーから各局に『大丈夫か?』との探りが入るようになった。すでに改編期に向け、全局が上沼降板を検討し始めています」(広告代理店幹部)

 どうやら上沼サイドは、今後巻き起こるであろう負の連鎖にまだ気付いていないようだ。

「まず、ネットバッシングです。今回の上沼の件は、芸能人や有名人らを叩きたくてウズウズしているネット民に餌をまいたようなもの。しかも、YouTuber梶原には200万人のファンがついている。申し訳ないが、99対1で上沼に勝ち目はない」(放送作家)

 パワハラ騒動で好感度もテレビマンの信用も失った上沼。タレントとしての推定損失額は10億円にも及ぶという。
「上沼の売りは歯に衣着せぬ物言いと、実は心根は優しい関西のおばちゃんキャラが人気だったわけです。それが“公開処刑”の弱い者イジメ。広告界では完全NGタレントです。テレビの露出も激減するでしょう」(編成関係者)

 ここは一刻も早く頭を丸めて謝罪し、“解決えみちゃん”した方がよさそうだ。

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