真夏の「キャンギャル」55年ヒストリー<小野みゆき>「ナツコの夏」に抜擢され2カ月半の海外ロケ (2/2ページ)

アサ芸プラス

女性にはモテたようで、『姉ちゃんのせいで普通の生活ができなくなった』とボヤいていました」

 小野自身も「男性にはモテなかったけど」としつつ、甘酸っぱい記憶をたぐる。

「私は撮影の衣装替えなど、そばに男性俳優がいても躊躇なく脱いでインナー1枚になるんです。男性から見るとその行為は『恥じらいがない』と感じるようで。その反面、女性から好意を寄せられたことはたびたびありました。手を握られたりすると、誠意を持って接したいと思いつつ、どうしていいのかわからず焦っていましたね」

 近年では、バラエティー番組「アウト×デラックス」(フジテレビ系)に、同番組の熱烈ファンとして出演。新たなファン層を拡大中だ。さらに7月24日から公開中の「クシナ」(アルミード、アップリンク渋谷より全国順次公開)で10年ぶりに女優復帰。男子禁制の村を束ねる村長を演じる。

「撮影はハプニングの連続でした。深夜に富士の樹海で撮影していたスタッフたちが、警官から職務質問を受けて叱られて。撮影当日に役者が来ないこともしょっちゅうで、スタッフが多忙すぎて、連絡が滞ってしまうんですよ。そんな時に代役で来てもらった『ヘアメイクさんのお友達のお母さん』が、役者顔負けの驚異的な演技力を発揮。奇跡が何度も起こりました」

 ナツコから41年、あの胸に響く凛とした眼光を、スクリーンで確認されたし。

「真夏の「キャンギャル」55年ヒストリー<小野みゆき>「ナツコの夏」に抜擢され2カ月半の海外ロケ」のページです。デイリーニュースオンラインは、ナツコの夏週刊アサヒ芸能 2020年 8/6号小野みゆきキャンペーンガール資生堂エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る