「GoToサッポロ」で儲ける!?「地方プレミアム商品券」に転売屋が殺到! (2/2ページ)
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そもそも「GoTo」が二転三転したのは、菅義偉官房長官(71)と小池百合子都知事(68)の挑発合戦が原因と言われる。
7月11日に北海道千歳市の講演で菅氏が「圧倒的に『東京問題』と言っても過言ではない」と、感染再拡大する都の対応を批判。それを受けて小池氏は、政府肝いりのトラベル事業は「冷房と暖房の両方をかけるようなもの」と皮肉を返し、2人の溝は深まるばかり。
菅氏は無視して全国一律で進める予定だったが、小池氏は同調した首長や日本医師会側を味方につけ、「東京外し」の外堀を埋める形になった。
「小池氏が見据えているのは来年の都議選です。都民ファーストを勝たせるため、新型コロナを利用して自民党の印象を悪化させるのが目的。菅氏もそれがわかっているので、舌鋒を強めています。それでも官邸サイドに焦りはありません。東京外しで効果は薄れたものの、小池氏に意見が近い首長以外は、『トラベル事業に感謝している』との声を上げており、むしろ出足好調と捉えています」(政治部デスク)
トバッチリに巻き込まれた都民は感染者増のダブルパンチで、旅行どころではないかもしれないが……。