ウェアラブル血圧モニター市場、COVID-19の影響で減少も、2023年に推定22億5000万米ドル達成でV字回復予測 患者モニタリング機器の需要が市場を牽引 (2/3ページ)
ヘルスケアサービスへのウェアラブル技術の使用の増加に伴い、これらのヘルストラッカーの精度を評価する必要性が近年高まっています。調査によると、ウェアラブル技術は精度の点で問題があり、これが市場の成長に影響を与えている事が明らかになりました。高血圧患者の投薬や治療計画は、ウェアラブル血圧モニターを使用した測定値に基づいているため、この精度は非常に重要です。間違った読み取りは命にかかわる可能性があります。ウェアラブル光学式心拍センサーの問題点を調査した研究では、肌の色の薄い人と濃い人の心拍数の測定結果に違いが見られました。また、異なるウェアラブルデバイス間での値の違いや、安静・活動時の問題点も指摘されました。機器の精度の問題が、ウェアラブル血圧モニター市場の成長を妨げると予想されます。
ウェアラブル血圧モニタリング技術のほとんどは、実験段階または研究開発段階にあります。企業や研究者は、血圧をモニターする、さまざまなウェアラブル技術を研究しています。例えば、スマートフォンの映像を利用して顔の血管の変化から血圧を検出する方法などがあります。Valencell社は、フォトプレチスモグラフィを使って血圧を検出するイヤホンセセンサーに取り組んでいます。また、光センサーを使って血圧を測定するカフレス(腕帯のない)技術であるAkttiaブレスレットも検証中です。この分野でのより多くの研究開発が、ウェアラブル血圧市場の成長機会を拡大すると期待されています。