夏にぴったり、ご神体への供物が氷!?東大寺わきにひっそり佇む「氷室神社」 (1/2ページ)

Japaaan

夏にぴったり、ご神体への供物が氷!?東大寺わきにひっそり佇む「氷室神社」

ようやっと梅雨のじめじめ感から解放されるという喜びもありますが、あの猛暑にまた耐えるのか~という複雑な心境にもなる昨今。

夏にぴったり・・・というフレーズにコロナ渦中の今若干の後ろめたさもありますが、頭の中だけでも涼しさを味わってもらいたく、私の出会った珍しい神社をご紹介します。

それは東大寺脇にひっそりと佇む小さなお社「氷室神社」。


興福寺から東大寺へとついつい通り過ぎてしまうのですが、創建は和銅三年(710年)と大変古い神社で、御神体に氷を捧げその供物をいただくことで御利益を得るという、大変珍しい神社なのです。

しかも社務所に頼むとその氷をその場でかき氷にしてくれて、縁側で頂けるというありがたさ!(もちろんシロップ付き)

氷を持参できない場合は、社務所で氷を頒布していただくこともできます。

 

さてこの珍しい神社のご神体の一柱は、古代において氷室を管理し、氷を宮廷に献上した豪族「闘鶏稲置大山主命」です。

闘鶏大山主(つげのおおやまぬし、生没年不詳)は、『日本書紀』に登場する豪族・闘鶏国造(つげのくにやっこ)の一人で、現・奈良市辺りの闘鶏という地域を治めていた豪族で、氷を作る技術を知っていた人物でした。

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