相葉雅紀出演でも…24時間TV「志村けん追悼ドラマ」非難殺到のワケ

日刊大衆

相葉雅紀(嵐)
相葉雅紀(嵐)

 8月22日、23日に放送される『24時間テレビ』(日本テレビ系)。3月に亡くなった志村けんさんを題材にしたドラマ企画に相葉雅紀(37)が出演すると、8月1日に発表された。

 相葉が出演するのは、ドキュメントとドラマ、音楽を融合したスペシャルヒューマンストーリー「誰も知らない志村けん―残してくれた最後のメッセージ―」。メインパーソナリティの1人であるジャニーズWEST重岡大毅(27)が主演を務め、志村さんの姿をずっと近くで見てきたテレビディレクター役を演じる。

「今年で43回目を迎える『24時間テレビ』ですが、一時は新型コロナウイルスの影響で放送を危ぶまれたときもありました。7月6日に放送されることが正式に発表されたんですが、まだまだコロナが終息する気配がない中、放送を疑問視する声も多くあります」(女性誌記者)

 SNS上では、「コロナでも24時間TVやるの?えぇ……」「コロナ禍の時期にわざわざやることか?」といった声が寄せられている。反対や疑問の声は一般からの声だけではなく、著名人からも上がっていて、

ダウンタウン松本人志(56)も、5月31日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、『24時間テレビ』が放送される予定と伝えられると、“他局さんのこというのもあれですけど、できるかね?”と疑問を呈していましたね」(前同)

■重岡が可哀相

 番組への疑問が多く寄せられる中、7月25日には「誰も知らない志村けん」の放送が発表。それには、「ドリフ世代の私、とても嬉しいです」といった声もあったが……。

「企画が発表されてからというもの、“金儲けの道具にされる事を志村けんさんは望んでいるのだろうか?”や“志村さんを数字稼ぎの道具にしてると言われても仕方ない”“物語作るにはまだ早い”など、ネット上では批判が殺到しています。あまりにもブーイングが酷いせいか、“批判の矢面に立たされるであろう重岡氏が余りに可哀想”と、主演の重岡を気遣う声まで出てくる始末です」(WEB編集者)

 そして8月1日、相葉の出演が明らかになったが、ネット上での空気は変わらなかった。

「相葉の出演には“批判を全部相葉に向ける為でしょうね”や“かつての共演者を盾にするつもりなのか”など、やはり批判的な意見が多く寄せられてしまいました。また、志村さんの死に大きなショックを受けていた相葉に“気持ち的にきっと辛いだろうな”と心配の声も寄せられています」(前同)

■相葉が“利用”されてしまう

 制作会社関係者は言う。

「相葉さんは、2004年の『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)に開始当初から出演していて、志村さんの“愛弟子”と言われるほどの存在です。その相葉さんが出演するとなれば、本気度、誠意が視聴者にも伝わって、当初の批判も抑えられるだろう、という思いもあったかもしれませんね。ただ、結果的には、批判的に考えていた人には火に油を注いだ形になってしまった。

 批判の声が上がる背景には、やはり、チャリティー番組であるはずの『24時間テレビ』にさまざまな“グレーな話”がささやかれているからでしょう。出演者にギャラが出る、日テレにはスポンサー企業から多額の広告費がもたらされる、などなど。やはり、このコロナ禍で強引に番組の放送を決めたのは、自局の利益を優先しているように見えてしまうのでしょうね。

 その番組に、偉大なコメディアンの志村さんが、そして嵐の活動休止ラストイヤーの相葉さんが“利用”されてしまう――そうした思いを抱いたファンの方々が、反対の声を上げたのには納得できるような気がします」

 厳しい批判の声はあるが、出演者、スタッフには、志村さん愛に溢れた素晴らしいドラマを作り上げてほしい。

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