コロナの助成金を3億円以上騙し取り、高級車を購入し女性と高級ホテルで豪遊した男が逮捕 (1/3ページ)

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 新型コロナウイルスによって打撃を受けた経済を立て直すための政策が、世界的に行われているが、とある国では新型コロナウイルスによって得られる助成金を不正に受け取り、高級車を買った男がいる。

 アメリカ・カリフォルニア州で、事業主の29歳の男が、PPP(Paycheck Protection Program)という新型コロナウイルスの影響を受けた事業者向けに設けられた助成金制度を使って金銭を不正に受け取り、受け取った金銭で高級車や宝石などを購入して逮捕されたと、海外ニュースサイト『UNILAD』と『Indian Express』が7月29日までに報じた。

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 PPPとは、事業主が従業員の給与や家賃に使用する目的の資金を、国が無担保で貸し付けする制度で、貸し付け額は前年度の従業員全体の給与額から決定される。利息は年1パーセント、資金の返済期限は2年だが、資金の75パーセント以上を従業員の給与に使用すれば、最大で全額の返金を免除される。対象は従業員が500人以下の自営業者やフリーランサーなどの小規模事業者だ。

 報道によると、男は前年度の従業員の給与総額を偽って融資の申請をし、約390万ドル(約4億1300万円)の助成金を受け取ったという。男は自身の会社には70人の従業員がいると申請したが、実際は男の会社には従業員はおらず、従業員に対する給与はほとんど払われていなかった。

 男は受け取った助成金で、31万8000ドル(約3375万円)のランボルギーニを購入したほか、助成金を女性と高級ホテルで過ごす費用や、女性への宝飾品や衣料品を購入するための費用に充てた。男は不正に受け取った助成金のうち、約50万ドル(約5300万円)を浪費した。

 当局の調べにより、男が虚偽の申請をしたことが発覚し、男は逮捕された。男の銀行には残りの約340万ドル(約3億6000万円)が残っており、押収された。『UNILAD』によると、男は詐欺などの疑いで最高70年の刑務所行きの刑が科される可能性があるそうだ。

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