好きなものに囲まれて働く「好きキャリ」。KOMEHYO 小上馬舞さんの働き方 (1/4ページ)
取材:宮本紗恵/マイナビウーマン読者アンバサダー はたらくmuse 文:朝井麻由美 撮影:洞澤佐智子 編集:高橋千里/マイナビウーマン編集部
使わなくなったものを売り、売ったお金で今欲しいものを買う……。某フリマアプリの台頭により、ここ数年でそういった買い物の仕方が世の中にかなり浸透しました。
ですが、そういったサスティナブルなお買い物が古くから行われている世界があります。それはリユースショップ(買取・販売店)。使わなくなったブランド品を売り、そのお金で今欲しいものがお得に買えるわけです。
今回は、日本最大級のリユースデパート「KOMEHYO」の銀座店で、ブランドバッグの鑑定士として働く小上馬舞さんにインタビュー!
聞き手はマイナビウーマン読者アンバサダー「はたらくmuse」の宮本紗恵さん(@saetime_38)です。宮本さんはホテル業界で働いていることもあり、同じ接客業として小上馬さんの仕事ぶりに興味津々。また、同世代ということも手伝って、インタビュー前から意気投合して盛り上がりました。
ブランドバッグ鑑定士・小上馬さんが語る、知られざるリユースの世界とは? 接客のコツに、オンオフの切り替えは? 毎日楽しく働くエッセンスを探ります。
■偽物か本物かは“におい”で分かることも
「鑑定士」って何だか、かっこいいです。周りに鑑定士の仕事をしている友人もいないので、珍しいイメージもあって。
そうですよね。私も就職活動を始めた時は、鑑定士という職種になじみはなくて。最初は百貨店やブランド業界を中心に見ていましたね。
鑑定士に行き着いたきっかけは何かあったんですか?
人とコミュニケーションを取るのが好きだったので、人と関わるサービス業に就きたいとは思っていたんです。その元々のきっかけをたどると、高校2年生の時にオーストラリアへホームステイに行った経験が私の中で大きくて。
鑑定士、オーストラリア、ホームステイ……。何もかもがかっこよすぎてまぶしい……!
あはは、ありがとうございます(笑)。