そんな理由で?日本実業界の父・渋沢栄一が今まで紙幣の顔に選ばれなかったのは、アレがなかったから (2/3ページ)

印刷技術の発達により、ヒゲに頼らない偽造防止が可能に。Wikipediaより。
そう聞くと「だったら、現在一万円紙幣の顔に使われている福沢諭吉(ふくざわ ゆきち)はどうなんだ。彼もヒゲがないではないか」という指摘があると思いますが、それは印刷技術の発達によってデザインの細かさに依存しない偽造防止が可能となったためです。
それによって元からヒゲのない女性も紙幣の顔に選ぶことが可能となり、明治時代の作家・樋口一葉(ひぐち いちよう)が五千円紙幣に使われています。
※ちなみに、紙幣の顔となった女性は一葉が初めてではなく、明治十四1881年に神功皇后(じんぐうこうごう)が採用されているほか、平成十二2000年に発行された二千円紙幣の裏面には紫式部(むらさきしきぶ)が印刷されています。
海外では過去に使われていた!渋沢栄一の紙幣かくして新一万円紙幣の顔となる(予定の)栄一ですが、実は日本国外では紙幣の顔として選ばれたことがあります。
時は20世紀初頭、お隣の朝鮮半島・大韓帝国(だいかんていこく。光武元1897年~隆煕四1910年)では光武六1902年から同八1904年にかけて栄一の肖像が印刷された第一銀行券が使われていました。