キツネの靴フェチ。野生のキツネが地域住民の靴やサンダル100足以上を盗む(ドイツ)

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キツネの靴フェチ。野生のキツネが地域住民の靴やサンダル100足以上を盗む(ドイツ)
キツネの靴フェチ。野生のキツネが地域住民の靴やサンダル100足以上を盗む(ドイツ)

野生のキツネによる人間の靴コレクション image credit:Felix Hackenbruch

 人間界には様々なコレクターが存在する。ペット界においては、犬はもちろん、一部の猫もこだわりの収集癖があるようだが、野生の世界にも存在するらしい。

 このほど、ドイツの郊外で人間の靴やサンダルなどを盗み続けていた“靴フェチ”のキツネのニュースが報じられた。

 キツネが隠し場所に置いてあった靴のコレクション数は、なんと100足以上にものぼったという。『Fox News』などが伝えている。
・真新しいスニーカーを何者かに盗まれた男性

 ドイツのベルリン南西部にある緑豊かなツェーレンドルフ地区に住むクリスチャン・マイヤーさんは、外に置いておいたまだ買って間もないランニングシューズが消えていることに気付いた。

 窃盗被害に遭ったと思ったマイヤーさんは、心当たりを求めてドイツ最大の地域ソーシャルネットワーク『Nebenan』にこの1件を投稿した。

 すると、マイヤーさんと同じように、複数の地域住民もここ数週の間に靴やサンダルなどの履物を何者かに盗まれていたことがわかったのだ。

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FoxTerrier/pixabay

・犯人は…野生のキツネだった

 夜になると、玄関先や庭から履物が消えるという事態に見舞われていた地域住民らは、明らかに困惑していた。

 そんな時、ある1人の住民が口に青色のビーチサンダルをくわえて歩いている1匹の野生のキツネを目撃。


 そのことを聞いたマイヤーさんは、数日後再びキツネを見たため、そっと追跡をして盗品の隠し場所と思われる場所を発見することができた。

 なんとそこには、サンダルやクロックス、スニーカーなど、100足以上もの靴のコレクションがあったという。

 この出来事は、7月26日に地元メディア『Tagesspiegel』のスタッフのTwitterでシェアされた。


 残念ながら、このシューズ・コレクションの中にマイヤーさんのスニーカーを見つけることはできなかった。しかし、3足は持ち主の元へ無事に戻されたということだ。

 ちなみに、Twitterにはこのようなコメントが寄せられている。

・この写真を見ると、クロックスばっかり集めているように見えるな。

・ものを集めるというのはキツネの性質のひとつなのかな?

・3足でも持ち主の元に戻って良かったね。

・100足以上って…すごいフェチぶりだな。

・こんなに靴が好きなんて、このキツネはメスなのだろうか?

・痩せているように見えるけど、餌より靴がいいのかな。

・リヒターフェルデに、3,4年前にいたキツネも同じことしていた記憶があるけど、引っ越したのかな?

written by Scarlet / edited by parumo
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