「投手増田」で猛バッシング!原監督と大物OBの修復不可能な“遺恨”とは? (1/2ページ)

Asagei Biz

原辰徳
原辰徳

「セットポジションの投球では、きちんと静止していなかったので、いつボークを取られるんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、結果的には打者3人に投げて1四球に抑えたのだからアッパレな投球内容だったのではないでしょうか」

 球界関係者が振り返るのは、8月6日の阪神戦で急きょマウンドに立った野手・増田大輝の投球内容だ。この日は4点ビハインドの8回に登板した中継ぎの堀岡隼人投手が大乱調。満塁ホームランを含む7失点と、1アウトしか取れずに降板したのだが、原監督が告げたのは「投手・増田」。球場に詰めかけた両チームのファンの驚きの声があがるなか、増田はストレートとスライダーを武器に、みごと無失点で切り抜けたのだった。

「この日の試合は地上波でオンエアされていましたが、多くのファンは11点という大差にチャンネルを変えていたかもしれません。放送が打ち切られる前に見せ場を作ったのは、“原マジック”としか言いようがない。この珍事をきっかけに『DAZN』や『G+』といった有料配信への取り込みも期待できますからね」(日本テレビ関係者)

 原監督の采配には、連戦で消耗が危惧される救援陣を少しでも休ませたいとの配慮が感じ取れるが、この思い切った起用に「俺はテレビを消した」と憤慨したのが巨人OBで監督経験もある堀内恒夫氏だった。堀内氏は自身のブログにこうつづった。

「増田大輝がマウンドに立った。これはやっちゃいけない。巨人軍はそんなチームじゃない。しかも今、首位に立ってるじゃないか。強いチームがそんなことやっちゃダメよ」

 けっして最後まで試合を諦めてはいけない——。そんな信条ゆえの苦言なのだろう。さらに「こんなこと絶対やっちゃいけないよ。俺はそう思う」と原采配にダメ出しをしたのだった。

 さらに原監督のもとでヘッドコーチを務めた伊原春樹氏にいたっては、「考えられない。私がベンチにいたら、原監督とケンカをしてでも絶対にやらせなかった」と厳しく糾弾するコメントがスポーツ紙に掲載された。

「相次ぐ原バッシングに、元巨人の上原浩治はツイッターで『他球団ならオッケー?? そっちの方がおかしいと思いますが』と今回の采配を擁護していますが、じつは一部のOBと原監督との間には修復不可能な溝が生じているそうです。

「「投手増田」で猛バッシング!原監督と大物OBの修復不可能な“遺恨”とは?」のページです。デイリーニュースオンラインは、増田大輝堀岡隼人伊原春樹堀内恒夫原辰徳スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧