『水曜日のダウンタウン』撮れ高モンスター・クロちゃん「3600秒独壇場」

日刊大衆

クロちゃん(安田大サーカス)
クロちゃん(安田大サーカス)

 8月5日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)は、1時間を通して安田大サーカスクロちゃん(43)の独壇場だった。『水ダウ』で1時間通して企画が1本となったのは、19年5月8日の『新元号を当てるまで脱出できない生活』以来、2度目となる。

 この日の放送では、アイドルグループ『豆柴の大群』販売促進企画と題して、

「19年に『水ダウ』クロちゃん企画『モンスターアイドル』で話題となったアイドルグループ『豆柴の大群』アドバイザーのクロちゃんが、在庫7000枚のCDを使ってドミノを完成させる。ただし、本物の豆柴犬が邪魔してくる。倒せなかったCDはクロちゃんが買い取る」

 という、クロちゃんをどメインに据えた、嫌な予感しかしない企画を放送していた。

「水ダウの演出・藤井健太郎氏が、7月29日に“元々はOA半分の予定だったけど、撮れ高モンスターのせいかおかげか一本になっちゃった回”とツイートしていましたが、本当にクロちゃんはモンスターでした。どこを切り取っても面白い(笑)。あまりの情緒不安定ぶりに、スタジオでは“舞台を見てるみたい”と渡辺直美に指摘されたり、喜怒哀楽がコロコロ変わることから“何人のクロちゃんが出てきた?”と浜田さんにツッコまれていましたね」(制作会社関係者)

 今回の企画はドミノの最中に「1日3回、食事を犠牲にダーツで当たった助っ人(ドミノが得意な芸人・ペット同伴の有名人・豆柴のメンバー)を呼べる」という救済措置があったのだが……。

「1度目は、品川庄司庄司智春(44)が現れて、難しい“ドミノ階段”を完成させたり、かなり作業がはかどったんですが、その後、ドミノ階段を豆柴が倒してしまうというアクシデントが発生。クロちゃんのイライラはますます溜まり、そのまま1日目が終わりそうになりました」(前同)

■予告の絶叫クロちゃんの原因はジローラモ

 この際、スタッフが「このペースだといつまでも完成しない。食事は裏で用意するから、助っ人を選んでほしい」とヤラセを要求し、クロちゃんもロケ弁を食べたにもかかわらず、カメラ前では「いやもうお腹減ったホントに」「お腹めちゃくちゃ減ってるけど、ダーツにする!」と、安定の嘘つきモンスターぶりを披露。しかし、インチキした罰が当たったのか、その後クロちゃんは2度連発で泣きを見る羽目に……。

「2度連続で“ペット同伴有名人”を選んでしまったんです。1人目のスギちゃん(46)はまだマシだったのですが、問題は2人目の、大型犬ペッラくんを連れたジローラモ(57)。ペッラくんは10分で300枚近くドミノCDを倒した挙句、あろうことかジローラモとペッラは、この状況下では危険すぎるボール遊びをする始末。しかも、ジローラモはドミノがヘタでかなり倒してしまい、ハッキリ言ってものすごく足を引っ張っていました。予告で何度も流れた、“物凄い形相で絶叫するクロちゃん”はジローラモが原因だったんですね。ジローラモが撤収した後の修復作業は、2時間を要しました(笑)」(専門誌記者)

↓話題になった”絶叫シーン”は25秒から

 その後はドミノにストイックな男・アルコ&ピース平子祐希(41)に説教されて、「罰ゲームの感覚でやってない?」「ドミノは楽しくなんかねぇよ」という言葉に反省する態度を見せたクロちゃんだが、平子が退出した途端に平子について「カッコいいつもりかね? なに、最後のあれ(決めポーズ)」と安定のモンスターへ逆戻りしたり、バイきんぐ小峠英二(44)から優しい言葉をかけられたり、文句を言いつつも、初期よりは順調に作業が進行した。

「ちょうどクロちゃんが『豆柴の大群』をプロデュースする『モンスターアイドル』からおよそ1年経ったことから、当時をしみじみと語るクロちゃんの姿が印象的でした。

 ただ、“ハナエは器用でみんなのお姉さん”“ミユキは泣き虫だけど根性ある”はいいとして、“涙が見たくてナオを泣かせちゃった”“カエデは俺と付き合った方が幸せだと思った”と、サラっとゲスいことを話すあたり、本当に安定していましたね……。最後に“プロデュースされてるのは、俺のほうだったのかもね”とそれらしいことを言うも、ワイプで松本さんに“うるさいな”とツッコまれていました(笑)」(前同)

■失敗するもサプライズが待っていた

 その後、ドミノは完成するも途中で失敗してしまい、271枚×3300円=89万4300枚の自腹買い取りとなってしまったが、いろいろ文句を言いつつも頑張ったクロちゃんに、最後の最後で嬉しいお知らせもあった。

「ゴールのくす玉を割ると、“豆柴の大群 メジャーデビュー決定”の垂れ幕が出てきたんです。超大手レーベルのavex traxから、リリースが決まったんですよ!」(音楽会社関係者)

『豆柴の大群』メンバーもリアルタイムで放送を見ていて、アイカ・ザ・スパイ(21)、ナオ・オブ・ナオ(20)、ミユキエンジェル(19)、ハナエモンスター(19)、カエデフェニックス(21)らメンバー全員、それまで“頑張れクロちゃん!”という旨のメッセージをツイートしていたが、メジャーデビューの件は完全にサプライズだったようで、

「まってまってまってすごいよすごいよすごいよえ?????」(アイカ)

「クロちゃん!!!!ありがとうございます!!!!!(泣)これから頑張ります!!」(ナオ)

「知らない知らない知らない知らない豆柴の大群メジャーデビュー?!avex?!?!サマバリが1曲目?!?!?!」(ミユキ)

「え!?!?!?avex…!?!?聞いてない!!!!」(ハナエ)

「メジャーデビュー?!?!!!!!!!!?!やったーーー!!!」(カエデ)

 と、全員が驚きと喜びに満ち溢れたツイートをしたほか、クロちゃんの「豆柴の大群メジャーデビューおめでとう!!」というツイートに、お礼の言葉を返していた。

■クロちゃん作詞の曲がメジャーデビュー!

「メジャーデビュー曲『サマバリ』は、クロちゃんが作詞を担当し、全身青色の“ランプの魔人”としてアラビアン風のMVにも出演しています。『水ダウ』放送直後にYouTubeで公開されたMVは、放送からおよそ半日後の6日午前11時の時点で23万再生を超えていてたほか、ツイッターで“豆柴の大群”がトレンド入りするなど、『水ダウ』効果で非常に注目が集まり、幸先のいいスタートを切ったようです」(レコード会社関係者)

 19年11月6日にスタートした『モンスターアイドル』からおよそ1年。当時からクロちゃんのモンスターぶりが話題になったり、今回のドミノでも食事を計4回も食べたにもかかわらず終始「何も食べてない」とウソをつき続けていたが、『豆柴の大群』を大事に思っているのだけはウソではない。

 すでにストリーミングは配信されているが、メジャーデビューAAAシングル『サマバリ』は10月7日発売予定。

 クロちゃんと豆柴メンバーにはこれからも、二人三脚で頑張ってほしいーー。

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