山下智久「未成年騒動」国内スルーは歪!?通達された2つのNGワード!

日刊大衆

山下智久
山下智久

 8月17日、『文春オンライン』で未成年女性との不適切な関係が報じられた歌手で俳優の山下智久(35)とKAT-TUN亀梨和也(34)に、ジャニーズ事務所が処分を下したことが明らかになった。

 山下には「一定期間の芸能活動自粛」、亀梨には「厳重注意」処分が下された。

 8月7日付の『文春オンライン』では、山下と17歳の現役女子高生モデル・Aさんが8時間にわたって高級ホテルで密会していたと報じていた。

 記事によると、山下と亀梨は、複数の知人と飲酒を楽しみ、一旦解散したのち、山下は飲み会に同席したAさんを都内の高級ホテルに“お持ち帰り”したという。

「報道がすべて事実であれば、芸能人としての振る舞いの問題だけでなく、法や条例などに抵触する可能性もありますからね……」(芸能記者)

■山下「活動自粛」、亀梨「厳重注意」

 ジャニーズ事務所のウェブサイト「Johnny‘s net」では、「この度の報道を受けまして、直ちに山下・亀梨に事実確認いたしました」と報告。

 さらに「両名が当該飲食店に知人男性と来店した際、この度の報道において未成年とされている方が店内に居合わせたことから、当該飲食店による年齢確認において成人である旨の説明が事前になされた上で紹介されることとなり、さらに両名からもこの紹介された方に対して年齢確認を行っていたことが確認されました」と説明。

 続けて「そのため、その方が未成年であるという認識はなく、また、特段飲酒の有無も把握はしておりませんでしたが、その方を含む来店客と飲食の席を共にしたこと自体につきましては率直に認めております」と、飲み会に未成年が参加していた認識はなかったと記している。

「同席した女性が年齢に関しての“嘘”をついていたということですよね。そういう意味では、山下も亀梨も被害者と言えるのでしょうが……。

 ただ、『文春オンライン』が第一報を報じて以降、一部の週刊誌やネットメディアはこの騒動を伝えていましたが、ワイドショーや大手スポーツ紙はジャニーズ事務所に忖度などが働いているからでしょうが、“総スルー”を決め込んでいました」(前出の芸能記者)

 山下のスキャンダルを大手メディアが報じていなかったため、ネットには「山Pは嫌いじゃない。どちらかというと好きなほう。でも、未成年飲酒と未成年とホテル疑惑があるのに処分がされていないのは不可解」「山Pだけ処分されなかったら他のタレントに示しがつかないから、なんらかの処分はしてほしい」と、疑問の声も上がっていた。

■海外メディアが山Pのスキャンダルを……

「そんな中、インドネシアの地元紙『ジャカルタ・ポスト』が、“日本のメディアは、岩本照小山慶一郎のケースと同じように、山下が事務所から活動自粛の処分を受けるかもしれないと懸念している”と報じたんです」(前同)

 2018年6月にNEWSの小山慶一郎(36)、今年3月にはSnow Manの岩本照(27)が、未成年女性と飲酒していたことが報じられた。2人とも酒席に未成年女性が含まれていたと認識していなかったものの、事態を重く受け止めたジャニーズ事務所から芸能活動自粛などの処分が下された。

 日本の大手メディアが山下のスキャンダルを黙殺する中、ジャカルタ・ポストが報じたのは、山下が世界で配信されている日欧合作ドラマ『THE HEAD』(Hulu)に出演しているからだと、8月17日の『東スポWeb』では伝えている。

「6月から配信されている同ドラマに、山下はメインキャストとして出演し、ドラマのエンディング曲『Night Cold』も担当している。実は、同ドラマや楽曲がインドネシアでも話題になっているんです。

 そのため、ジャカルタ・ポストは、山下のスキャンダルを取り上げたのでしょう。報じる価値がある、と判断するだけの事件だったということですね。ジャニーズ事務所も海外メディアが報じたことで、より事態を重く見て早急な処分を下したようです」(同)

■「ホテルでのこと」には一切触れず

 キー局関係者は話す。

「8月17日にテレビ番組や大手スポーツ紙が山下と亀梨の処分について報じましたが、各媒体にジャニーズ事務所から“ホテルでのこと”と“退所”という言葉は、“NGワード”という通達があったというんです。

 ジャニーズ事務所は『文春オンライン』の取材に対して、未成年女性と酒席を共にしたことは認めましたが、山下とAさんがホテルに宿泊したことについては一言も言及していません。8月17日に公式サイトに掲載された2人の処分を報告する文章でも、“一文字も”山下のホテルのことについては触れていないんですよね。

 にもかかわらず、山下には“活動自粛”、亀梨には“厳重注意”と、山下のほうが処分が重いんです。ジャニーズ事務所はホテル件について、まったく言及していないのに、です。これには、“2人の処分が違うのっておかしくない?”という声も上がっていますよ」

■セクゾ&SixTONESも海外へ

 渦中の山下は『THE HEAD』を皮切りに、今後ますます海外での活動を積極的に展開していくとささやかれていたが、海外進出を視野に入れているジャニーズタレントは山下に限らない。

 今年3月、Sexy Zone(セクゾ)が所属のレコード会社を移籍することが発表された。

 同グループは2011年11月のデビューから所属していたポニーキャニオンを離れ、ジャニーズ事務所とユニバーサルミュージックが新たに設立した新レーベル「Top J Records」に所属。

 8月5日に同レーベルよりリリースされた『RUN』は、メンバーの中島健人(26)とKing&Prince平野紫耀(23)のダブル主演ドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)の主題歌となり、週間チャート1位を獲得している。

「レコード会社移籍を発表した『Johnny‘s net』によると、セクゾは今後、日本国内だけではなく、本格的な海外進出も視野に入れて活動することになるといいます。

 8月12日には突発性パニック障害で休業していたメンバーの松島聡(22)の活動再開も発表され、これから本格的に海外進出に向けて動き出すのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

■ジャニーズの“不祥事のあり方”が変わる

 2019年7月の『文春オンライン』では、当時ジャニーズJr.内ユニットとして活動していたSixTONESが「世界デビューに向けて動き始めている」と報じている。

「少子高齢化が進む日本に留まるのではなく、海外市場を目指すというのは多くの企業にとっても自然な流れではあります。

 ただ、国際的な知名度が上がれば、ジャニーズタレントが不祥事やスキャンダルを起こした際には当たり前のように報じられる。今回、日本のメディアがスルーした山下の件をインドネシアのメディアが報じたように、です。

 ジャニーズ事務所との関係性もあり、日本の大手メディアは忖度をすることもありますが、海外メディアは関係ありませんからね。海外進出は昨年7月に逝去したジャニー喜多川氏の悲願でもありますが、海外だとスキャンダルを強引に止めることはできなくなる。忖度のないメディアは、あったことを普通に報じるだけですからね。ただ、ジャニーズ事務所にしてみれば“不祥事のあり方”が変わってくるきっかけにもなりそうですよね」(前出の芸能プロ関係者)

 海外での活躍が増えるほど、タレントの好ましくない報道も増えていく……事務所としては頭が痛い?

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