スリムクラブ「フライデーに感謝しています」麻美ゆまのあなたに会いたい!〔前編〕 (2/4ページ)
オンラインって、より、その人の“人間味”が出ますよね」
真栄田「分かります」
ゆま「オンラインのお仕事以外では、コロナ自粛中に何か、されていました?」
内間「自分は本を読んでいました。相方からオススメされた本を」
ゆま「仲良しですね! どんな本ですか? 漫画?」
内間「いえ。自分と向き合う本です」
ゆま「え?」
真栄田「まあ、ちょっと、こいつのことを話させてもらいますね。こいつは小さいときから、お母さんが厳しくてね。といっても、お母さんの息子に対する愛情が強すぎただけなんですよ。たとえば、こいつが“野球をやりたい”と言ったら、“野球は不良がやるものだからダメ”となるんです」
内間「将棋をやりたいと言ったら、“お爺さんがやるものだからダメ”と(笑)」
真栄田「15歳までテレビも禁止されていたんです」
ゆま「確かに厳しいですね」
真栄田「そういう過去もあって、こいつは自分の感情を押し殺すようになったんですね。自己否定の塊で、自分の気持ちを言わないんですよ」
内間「自分は、“自分がおかしい”なんて思っていないんですよ。そういう環境で育ったから、それが当たり前だと思っていて」
真栄田「だから、お前、それではダメだぞって。今でこそ自己否定もマシになったけど、それでも2人でいるときは、メンタルに関する話をよくしているんです」
ゆま「意外です。私の中では『M‐1グランプリ』で準優勝されたときの面白いイメージが強いので」
真栄田「今から思うと、あの頃の俺はこいつをまったく信用してなかったし、過保護にもなってましたね」
内間「自分もネタと相方に頼っていただけでした。いつも相方に迷惑をかけていないか、心配で……」
真栄田「そう。こいつね、たまにボケるんですけど、ボケた後に、救いの目を俺に向けてくるんですよ」
■ひたすら金を追いかけるように
ゆま「そんな状況だったんですね。