山下智久に続きJr. も消えた!J退所連鎖の裏に絶望的「推し差別」

日刊大衆

山下智久
山下智久

 未成年女性と酒席で同席し、その後ホテルで密会するといった、不適切な関係が報じられた、ジャニーズの山下智久(35)と、KAT-TUN亀梨和也(34)に正式に処分が下った。

 8月17日、ジャニーズ事務所のウェブサイト「Johnny‘s net」では謝罪の言葉とともに、山下には「一定期間の芸能活動自粛」、亀梨には「厳重注意」処分を下したことを発表。

 一連のスキャンダル報道を受け、8月18日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)では、山下が今年12月にもジャニーズ事務所から退所するのではないかと報じている。

 記事によると、山下はもともと海外志向が強く、2019年の秋頃には周囲に「日本での仕事はもうやりきった。2020年の仕事が落ち着いたら事務所を辞めようと思っている」と話していたという。

「さらに今年は亀梨とのユニット『亀と山P』のアルバムリリースに加え、ツアーも行われる予定でした。ただ、新型コロナウイルスの影響でツアーは中止に。ツアーが行われれば、グッズの収益を合わせて20億円を超える利益を生み出すはずでした。山下としてはこの亀と山Pのツアーで事務所に最後の恩返しをするつもりだったのかもしれません。

 そしてここにきて未成年女性とのスキャンダルが発覚。芸能活動を自粛することになりますが、山下の契約更新月は毎年12月。意思表示をするのが3か月前の9月なので、12月の契約満了をもって山下が事務所を退所するのではないかと『週刊女性』では伝えています」(芸能記者)

■サイトから3人のJr.の名前が消え……

 8月18日付の『東スポWeb』では、現在では、契約更新月なんてあってないようなもので、ジャニーズ事務所と山下が話し合っていたのではないか、という芸能プロ関係者のコメントを掲載。12月よりも早い、9月にも山下が退所するのではないかと伝えている。

 その山下の芸能活動自粛が発表されたのと同日の8月17日、ジャニーズJr.の公式エンタメサイト「ISLAND TV」の所属アーティストページから、岩原伶音(18)、植田翔(24)、村治将之助(22)のプロフィールと出演動画が削除されていることが明らかになった。

 ジャニーズファンからは「岩原伶音くんISLAND TV消えちゃったの? 退所なの?」「植田翔くん辞めちゃったの? どんどんバックのみんないなくなるじゃん寂しい無理……」「村治将之介くん 入所当初を知ってるからさ Jr.担としても無所担としても他人事じゃないからさ やっぱり悲しいし凹むなーって」と、悲しみの声が上がっている。

■退所者続出&Jr.の売り込み

「3人ともジャニーズJr.内ユニットのメンバーにも選出されていない、無所属のJr.として活動していました。昨年9月にジャニーズ本体の副社長に就任した滝沢秀明氏(38)は、Jr.の育成やプロデュースを手掛ける『ジャニーズアイランド』の社長に就いた際、Jr.の待遇改善にも取り組むと言われていました。

 ただ、昨年7月にジャニー喜多川氏が亡くなり、同年9月に元関ジャニ∞錦戸亮(35)が、今年3月に元SMAP中居正広(48)、6月に元NEWS手越祐也(32)が退所し、来年3月でTOKIO長瀬智也(41)が事務所から独立することを発表。

 そうしたてんやわんやの状況に加えて、滝沢氏の注力Snow ManSixTONESの売り込みなどに忙しく、Jr.関連の仕事になかなか手が回らなかったのかもしれません。Jr.でもHiHi Jets美 少年など、ユニットに所属しているのであれば、滝沢氏や事務所からのプッシュもあるんでしょうが、そこからあぶれた人は売り込んでもらえない、という不安な思いを今回退所した無所属の3人も抱いていたのかもしれないですね。もちろん他の不祥事などの可能性もありますが……」(女性誌記者)

■社長はTOKIOと嵐だけ!?

 芸能プロ関係者は話す。

「現社長の藤島ジュリー景子氏も、デビュー当時から担当してきたTOKIOとを売り出すこと、スターにすることだけに注力していたといいます。

 一方で、かつて一部のKAT-TUNメンバーは事務所上層部から、“お前がいたら亀梨に悪影響が出る”と言われたこともあるといいます。それぐらい、ジュリー氏をはじめとする事務所上層部は、お気に入りのグループやメンバーしか目にかけないとささやかれています。上層部は今、嵐の活動休止後に事務所の屋台骨を支えることになる関ジャニ∞をプッシュしているという話ですね。

 そして滝沢氏はスノストやジャニーズJr.内“デビュー候補ユニット”にかかりっきり。デビュー組でも上層部に目をかけてもらえないとなかなかメディアにプッシュされないという現状もあるようで、露骨な贔屓(ひいき)や“推し差別“に不満を抱いているのは、Jr.もデビュー組も一緒だといいます」

■あくまで「仲間のタッキー」

 副社長になった滝沢氏にマネジメント能力が足りていないわけではなく、滝沢氏より上のタレント、同僚のタレントなどの中には「あくまでも彼は一緒にやってきた仲間のタッキー」という認識もあるという。

「そのため、滝沢氏はスノストなど、ジャニーズJr.時代から育成やプロデュースを手掛けている新人を売り出して、“実績”を作っていかないと、幹部として事務所内での立場を確立できないともささやかれています。ただ、その中でもHiHi Jetsや美 少年などの、推されるグループとそうでないJr.との間に“推し差別”が生じてきている。

 ベテラン勢が次々と事務所を離れていく流れとともに、今回の3人のように、若手もどんどん退所していく風潮が今後も続くのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)

 スターになる可能性、売れる可能性のある者をプッシュしていくのは芸能プロダクションとして当然の姿勢。しかし、それが露骨すぎるものとなり、タレントに“推し差別”と捉えられているならば……今後、事態はより悪化していくのかもしれない――。

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