クロちゃんは「真性・怖いカレシ」!血も凍るモンスター行動列伝
これまで、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)を筆頭に数多くのモンスターぶりを発揮し、いつしか「芸能界屈指のクズ」といった評判で有名な安田大サーカス・クロちゃん(43)。
そんなクロちゃんが主演のショートムービー『事故物件 怖いカレシ』シリーズ全10話が、8月12日からSNSで順次公開され、大いに話題となっている。
「8月28日公開予定のホラー映画『事故物件 怖い間取り』は、“事故物件住みます芸人”の松原タニシ(38)のノンフィクション書籍『事故物件怪談 恐い間取り』(二見書房)が原作で、映画内にクロちゃん含め多くのお笑い芸人が出演するんです。5月にクロちゃんの出演が告知された時点で“クロちゃんこそ事故物件”なんて声がSNSにあったんですが、まさかの公式がコラボ動画。内容は……まさに”いつものクロちゃん”でした(笑)」(女性誌記者)
動画は約15秒。『恐い間取り』公式SNSや、映画館の新作紹介コーナーで見ることができる。
彼女に一口ずつ料理を食べさせてもらおうと執拗に接近する『あ~ん編』、彼女の日記を盗み見して「ほぉ、こんな自分ルールがあんだね。気を付けまーすウッヘッヘ」と気持ち悪い笑みを浮かべる『名探偵編』、終始ネコの鳴きまねをして、最後にはソファであおむけになり両手足を振りながらニャンニャン叫ぶ『甘えん坊編』、身体にリボンを巻いて「プレゼントは俺!」とアピールする『誕生日プレゼント編』などなど、いつも以上に問題なクロちゃんの姿が流れた。
■クロちゃんはなぜここまで嫌われるのか
そのクロちゃんに対して、SNSでは、
「事故カレシ?いやいやカレシ以前に人として事故物件!」「女の子が明人から貰ったプレゼント、100%捨てられるか質屋に入れられている説」「こりゃ本物の事故物件だわw」
と、罵詈雑言の嵐だった。ふつうの芸人であればかなりの炎上騒動だが、クロちゃんのツイッターではこのレベルはもはや通常運転。
なぜ、クロちゃんはここまで嫌われるのか。これまでどんな悪行をしてきたのか。今回の『恐いカレシ』動画を機に、改めて振り返りたい。
「最初期のクロちゃんは、“コワモテだけど声が甲高い”というギャップがウリのキャラでした。15年ごろは『水ダウ』でも身体を張った企画に出演していたものの、モンスターではなかった。しかし、17年5月24日の『起きたら人がいるが結局一番怖い説』で“歩いて帰る”とツイッターで宣言していたのにタクシーで帰ったり、“筋トレしてる写真”が、一瞬ダンベルを持っただけのインチキだったりと、ウソつき疑惑が浮上。同年8月23日に『クロちゃん嘘ツイート監視企画』を行った結果、ウソを当然のようにつき続けていたことがキッカケで、現在の方向性が確立されたんです」(制作会社関係者)
■クロちゃんの所業の数々
その後も、18年は企画『モンスターハウス』で「平然と二股をかけたり、告白に対して“告白は断るけど、キスはしたい”と発言したうえで本当にキスをする」「告白に使った指輪を別の相手にそのまま使いまわす」というモンスターぶりを披露。19年のアイドルプロデュース企画『モンスターアイドル』では、「アイドルになったら恋愛はご法度だから」という理由で、ガチでクロちゃんが恋してしまった当時候補生だったカエデフェニックス(21)を『豆柴の大群』でデビューさせず(のちに渡辺淳之介プロデューサーの手で加入)、悪びれずに「彼女も僕のことを好きだから許してくれますよ」と話したりと、『水ダウ』でのモンスターエピソードには事欠かない。
「『水ダウ』以外では、18年に『ロケットニュース24』が、クロちゃんの後輩のワンワンニャンニャン・菊地優志(40)にインタビューした際に“プールで若い女性がいた場所に行き、そこの水を飲む”“(女の子のいる店で)口に含んだ氷を女の子の手に落して、その氷をまた食べる”というエピソードを明かし、記者をドン引きさせていました。クロちゃんの善行もしっかり語っていたんですが、最終的な結論は“すべてを台無しにする奇行の持ち主だった!”でした(笑)」(専門誌記者)
また、19年3月15日には、YouTubeチャンネル『クロちゃんの96ちゃんねる』でクロちゃんを「“芸人として”好き」と話す美女YouTuberゆきりぬとのコラボ動画を投稿し、テレビ以上にアウトな絵面を公開。ゆきりぬ側の動画タイトルはズバリ『クロちゃんにセクハラされました』だった。
■初対面の女性にキスをせまる
「実はクロちゃんが“自分のことが好きな人なら、会って10分で誰でもキスできる”を検証する企画だったので、いつも以上にグイグイ行っていた、という理由はあるのですが、それを差し引いてもひどい。“ナイトは姫のために忠誠を誓う”と言い出し手の甲にキスしようとしたり、“なんか眠くなってきた”と言いながらもたれかかって服ごしとはいえ腕にキスしたり、やりたい放題。ちゃんとネタばらしはしましたが、当然ながらゆきりぬは“怖い”とドン引きしていました」(WEBライター)
今年に入ってからも、6月4日にツイッターに通話記録のスクショを貼った結果、「後輩の菊池を『菊池挟まり不気味白目結婚』というヒドい名前で登録しているうえ、“深夜2時に電話するのは非常識”とツッコまれる」という出来事があった。
さらに、6月に高温多湿な時期なのにおでんを煮込み続けるという奇行を15日間ツイートし続け、真っ茶色で原形をとどめてない激ヤバな“汚でん”を披露したり、今年になってからもモンスターぶりに衰えの気配はない。
「最近、8月5日の『水ダウ』で『豆柴の大群』販売促進企画として、“リアル豆柴犬が邪魔するなか在庫CDでドミノを完成させる“という企画を、文句を言いつつも最後まで『豆柴』のために頑張って完成させたり、最後の最後で”豆柴の大群のメジャーデビュー“がサプライズ告知された際は大喜びして『豆柴』メンバーを祝福されたりする姿に、ちょっとだけ好感度が上がっていたんですが、今回の『恐いカレシ』でどんどん下落しています。もう、一周回って”さすが“としか言えませんね(笑)」(前出の専門誌記者)
映画本編でクロちゃんは端役だが、わずかなシーンで視聴者の斜め上の行動を起こすのがクロちゃん。今回の映画では、どのようなモンスターぶりを見せてくれるのだろうか。恐いもの見たさ、という意味ではホラー映画にうってつけの逸材かもしれないーー。