キムチには抑制効果が…?「コロナに効く食材」最新版
新型コロナ騒動の当初より、感染予防に、どのような食材が有効なのか、幾多の情報が飛び交ってきた。
これまでに納豆や卵などの有効性が取り沙汰されたが、最近の感染者の急増を受け、『週刊大衆』では再び予防に効果がありそうな食材を調査することに。すると、ヨーロッパ発の耳寄りな情報が飛び込んできた。
「フランスのモンペリエ大学のジャン・ブスケ肺医学名誉教授率いる研究チームが、新型コロナの死者数と、地域や国特有の食生活との相関関係について分析しました。そんな中、新型コロナによる死者が少ない韓国で、よく食べられているキムチに注目したところ、発酵した白菜、つまりキムチを食べると、肺に多いACE2(アンギオテンシン変換酵素2)の数を減少させる効果があることが発見されたんです」(医療ジャーナリスト)
新型コロナウイルスは、このACE2と結合して細胞内に入るといわれている。
「したがって、発酵された白菜をたくさん食べることでACE2が減り、ウイルスが細胞内に侵入するリスクを減らせるというんです」(前同)
この他、この研究チームは、死者が少ないドイツのザワークラウトにも注目。
「ザワークラウトは、千切りしたキャベツを塩に漬けて発酵させた“ドイツ版キムチ”ですからね。また、ヨーグルトなどの発酵飲料をたくさん飲むギリシャやブルガリアなどでも、相対的に新型コロナの被害が少なかったそうです。かねてから発酵食品は免疫力を高める働きがあるといわれていましたが、コロナに対しても少なからず、予防効果があったと見られています」(同)
そこで『週刊大衆』では、管理栄養士の望月理恵子氏に、発酵食品を使って免疫力を高める、料理のレシピを考案してもらった。
まずは、味と予防効果の両面において、期待大なのが、『豚バラ納豆キムチチャーハン』だ。
「キムチには乳酸菌が多く含まれ、免疫細胞のバランスを改善する作用が期待できます。また、納豆に含まれる納豆菌にも、腸の上皮細胞(腸管バリア細胞)を活性化する働きがあります。さらに納豆には、乳酸菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維が含まれているので、キムチと一緒にとることで、腸内で乳酸菌が増殖しやすくなるんです」(望月氏)
続いて紹介する『乳酸菌たっぷりのお手軽ぬか漬け』の効果は鉄板だろう。
「ニンジン・セロリ・キャベツは、アメリカの国立がん研究所が、がん予防に有効だと考えている野菜のトップクラス。生活習慣病を予防する働きもあり、毎日食べたい一品です」(前同)
コロナのみならず、がんや生活習慣病の予防につながる最強のレシピなのだ。
■おすすめ食材を紹介
続いては、東南アジア発祥のチキンライス『カオマンガイ』。中に入った具材の鶏むね肉には、
「イミダゾールジペプチドという抗疲労成分が豊富に含まれています。高い疲労回復効果を得るためには、鶏むね肉を一日100グラムずつ2週間続けて食べるのが理想的です」(同)
疲労を回復して免疫力を高めれば、ウイルスが体内に侵入しても跳ね返す力が得られるという。
続いて、疲労回復につながる食材として、望月氏が注目しているのがマグロ。「疲労回復に役立つビタミンB1が含まれる他、マグロのたんぱく質には、筋肉の合成を促進する働きが期待され、加齢に伴う筋肉の減少や免疫力の低下を回復させてくれます」(同)
望月氏が考案した『マグロユッケ』は、発酵味噌であるコチュジャン、キムチの善玉菌や、卵黄に多く含まれる“コリン”が、腸の粘膜を活性化し、腸内環境を整えてくれるという。
この他にも、コロナに効きそうな食材はある。コロナ感染の発祥地である中国発の情報を『週刊大衆』に語ってくれたのは、漢方に詳しい薬剤師で千葉大学非常勤講師の平地治美氏だ。
「中国・武漢市の病院でコロナ最前線の治療にあたった漢方医の先生たちとネットでつながり、話を聞いていると、コロナ予防として使う漢方薬の材料の中に、食材としても使われるものが、いくつかありました。その一つがシソの葉です。生ものである刺身の毒を消すなど、すなわち殺菌作用や、体を温める作用が期待される食材ですね」
現在発売中の『週刊大衆』9月7日号ではコロナに効く食材のレシピを紹介している。