香取慎吾、2022年大河で三谷幸喜と再タッグ!「2人の天才」痛快場面!!

日刊大衆

香取慎吾(新しい地図)
香取慎吾(新しい地図)

 新しい地図香取慎吾(43)が、2022年に放送予定のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13 人』に出演することがほぼ決まった、と8月18日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)が報じている。

 もし香取の大河ドラマ出演が決まれば、新しい地図では2021年に放送予定の『青天を衝け』(NHK)で徳川慶喜役が決まっている草なぎ剛(46)に続く朗報となるだろう。

「香取は、8月2日に配信された番組『7.2 新しい別の窓 #29』(AbemaTV)で、ゲストの中山秀征(53)の質問に答える形で、“(独立から)3年くらい経つんですけど、本当にこんなにテレビに出れないんだなって。ステイホームとかで家でいろいろ見るじゃないですか。改めて、本当にテレビに出れないんだなって、最近ちょっと感じている”とテレビ出演の減少を嘆いていました。

 しかし、草なぎの大河や稲垣吾郎(46)が朝の連続テレビ小説スカーレット』への出演と、『新しい地図』はNHKで存在感を発揮してきています。香取も2人に続いてNHKでの地上波ドラマ復帰が叶うかもしれませんね」(女性誌記者)

『鎌倉殿の13 人』は1月8日に制作発表が行われ、過去に香取も主演を務めた大河ドラマ『新選組!』や『真田丸』(いずれもNHK)を手掛けた三谷幸喜氏(59)が脚本を担当し、主演を小栗旬(37)が務めるとアナウンスされている。

「香取と三谷氏は、9月18日配信の『誰かが、見ている』(Amazonプライムビデオ)でもタッグを組むことが発表されています。インターネットコンテンツとはいえ、“楽しみで仕方がない”や“めちゃめちゃ面白そう”など期待する声が多数あがっています。

 やはり、香取と三谷氏のタッグは名作が多いですから、期待が高まるのも当然でしょう。香取が宇宙人を演じた、2015年公開の映画『ギャラクシー街道』をはじめ、香取が普通にしゃべることができず、常に歌い踊り続ける青年ターロウを演じた舞台『TALK LIKE SINGING』など名作や名演ばかりですからね」(前同)

■“半沢”堺雅人との伝説のシーン

 香取が出演した三谷作品は、1999年に放送された『古畑任三郎 VS SMAP』や2000年放送の『合い言葉は勇気』(いずれもフジテレビ系)といったドラマをはじめ、草なぎとの2人芝居に挑戦した2015年の舞台『burst!〜危険なふたり』、1700年にわたる日本の歴史をミュージカルで描き出した、2018年の舞台『日本の歴史』などがある。

「香取と三谷氏のタッグでとりわけ知名度が高いのは2004年に放送されたNHK大河ドラマ『新選組!』ではないでしょうか。この作品で香取は局長の近藤勇を好演。三谷氏は、隊士ら登場人物の人間関係やキャラクターを丁寧に描き、新選組を題材にした作品の中でも屈指の人気作です。

 その人気は現在も続いており、2019年5月27日に香取がインスタグラムで土方歳三を演じた山本耕史(43)、深雪太夫役の優香(40)とのスリーショットを投稿したころ大反響を呼びました」(芸能ライター)

 放送から16年経ってもなお、人々の心に残り続ける『新選組!』。中でも伝説と呼ばれる回があるという。

「全49回放送された『新選組!』ですが、中でも2004年8月22日に放送された33回“友の死”は高い人気を誇っています。

 この回は堺雅人(46)が演じる総長・山南敬助の切腹シーンが放送され、切腹する最期まで、ほほ笑みを絶やさなかった堺の名演技が当時、大きな反響を呼んだといいます。最後に副長の土方と香取演じる近藤が肩を寄せ合い涙するシーンがあるのですが、2人の深い心情が伝わってきて、見ているこちらも涙を誘われてしまいました」(前同)

『新選組!』と並んで、放送から長い月日を経ても人気を集める作品があるという。

「2002年10月から2003年3月まで放送されていたドラマ『HR』(フジテレビ系)です。9月から配信予定の『誰かが、見ている』と同様のシチュエーション・コメディであったせいか、“HRはほんと面白かった”“香取くんのシットコムはHRも好きだった”など最近になってツイッターで話題になっているんです」(同)

■三谷コメディで本領発揮!

『HR』は夜間学校を舞台にストーリーが展開され、香取は定時制高校の教師・轟慎吾を熱演した。

「香取が演じた轟は揉め事は面倒ごとが嫌いなのに、周囲に振り回されて、ゴタゴタに巻き込まれていくという役柄。1話では轟が想い人に渡そうとした手紙が行方不明になってしまい探していたところ、生徒が描いた轟の似顔絵を手紙と間違えて教室で大騒ぎ。最後には手紙を食べてしまうというシーンがありました。香取はこうした場面でも大げさに演技をしないので、ストーリーの面白さが際立ちましたね」(前出の芸能ライター)

 2006年公開の映画『THE 有頂天ホテル』で、香取は再び三谷氏のコメディ作品に出演している。

「この作品で香取は歌手を目指していたものの、夢を諦めて郷里に帰ろうとしていたベルボーイ・只野憲二役を演じています。物語の冒頭で香取は最後の勤務を終え、地元に帰るだけだったのですが、多忙な大晦日であったために一時的に職場復帰。そこで、西田敏行(72)演じる大物演歌歌手・徳川膳武のアテンドをするんです」(前同)

 大物演歌歌手との出会いで再び夢が動き出した只野。しかし、三谷氏の脚本は一筋縄ではいかない。

「只野は徳川に気に入られるものの、最後に“プロにはなるな”というキツい忠告を受けてしまいます。さすがに、この一言で夢を諦めると思いきや、今度は只野の歌に勇気づけられたという佐藤浩市(59)演じる国会議員の武藤田勝利との遭遇で再び歌手を目指すと決意します。

 紆余曲折を経た、映画のラストでパーティーに集まった客を香取が眺めるのですが、冒頭でのブルージーな表情と打って変わって、清々しい表情になっている。大晦日の1日でさまざま起こった奇跡を、表情だけで見せているようで、喜劇なのにグッとくるんです。役者としての香取の表現力の高さを見せつけられているようでした」(同)

 数々の名作を生み出してきた香取と三谷氏のタッグ。『鎌倉殿の13 人』でその勇姿が見られることを期待したい。

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