脳の病気を患った後、4か国の外国語なまりで英語を話すようになった女性(イギリス) (2/4ページ)
果たして、病院に搬送されたエミリーさんは複数の検査後、脳梗塞と診断された。その時には、エミリーさんは完全に話す能力を失ってしまっていたという。
3週間の入院後、自宅へと戻ったエミリーさんだったが、言葉を発することができないままだったため、職場で習得した基本的な手話と電話のテキスト読み上げアプリを使って、家族や友人と会話をする日が続いた。
その後、神経科医からできるだけ心身をリラックスさせるようにと休暇を勧められたこともあり、エミリーさんはパートナーとタイへ旅行に出た。
そして、旅先からイギリスへ戻って来た数日後に、再び言葉を発することができるようになったが、エミリーさんの口から出た英語は、今までのエセックス訛りとは異なる外国語訛りに変わっていた。

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・4か国語の外国語訛りで英語を話すように
言葉が回復して間もないエミリーさんだが、当時のことを振り返り、ロシア訛りの英語でこのように話している。
休暇中、聴覚障がいを抱える人が話すような話し方で言葉を発するようになりました。体が完全にリラックスして神経経路が再び開き始めたのでしょう。
でも、旅行から帰ってくると、私が発する言葉は外国のアクセントになっていて、外国訛りの英語しか話せなくなってしまったのです。
エミリーさんの場合、ロシア、イタリア、フランス、ポーランドの人々が発する英語の訛りで話すようになったという。
脳梗塞など、激しい頭痛を引き起こした病に見舞われた結果、患者が外国語訛りのように聞こえる話しぶりを身につけるという珍しい医学的症状を発症する場合がある。