「親日派の墓を掘り起こせ」韓国が打ち出した反日政策“破墓法”の主張とは? (2/2ページ)

Asagei Biz

まったく、開いた口がふさがりませんよ」(前出のジャーナリスト)

 そんなこともあり、国内においても事態を冷静に受け止める動きもあり、ウォン・ヒリョン済州道知事などは「国民を二分させる光復会の偏向した歴史認識に同意できない」とキム氏の言動を真っ向から否定。また、慶尚北道の現役知事も「世界で最も貧しい国を世界10位の国にした祖先たちを全部掘り起こせば、この土に誰が残るというのか。今日の歴史を作った方も尊敬し、新たな歴史を作ることに賛同した方々も我々は認めるべきだ」として、キム氏の発言に懸念を表明している。

 とはいえ、韓国では与党が3分の2近くの議席を持っているため、仮に「親日派破墓法に国会議員の3分の2が賛成している」ことが事実だとすれば、この”あまりにも愚かな法案”が通ることは、時間の問題と言えるだろう。

 一連の報道を受け、SNS上では、

《墓を掘り起こしてまでも死人をさらし者にする?》《こういう発想だから韓国にはめぼしい世界遺産が全く存在しないんだよ》《憎い敵の墓は暴く……。世界に教えてあげればいいよね。「あの国は死人さえもゆっくり眠れない」と》といったコメントであふれたが、慰安婦像の前にひれ伏す、安倍総理に酷似した“土下座像”も「私有地だから」との理由であやふやなまま片付けたこの国に、いまさら礼節を期待していいものか……。

(灯倫太郎)

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