上白石萌音「ホンワカだけじゃない!」佐藤健を”恋つづ逆治療"の魅力深層

日刊大衆

上白石萌音、佐藤健(画像は『恋つづ』公式サイトより)
上白石萌音、佐藤健(画像は『恋つづ』公式サイトより)

 女優の上白石萌音(22)が、8月23日放送のドキュメント番組『情熱大陸』(TBS系)に出演。上白石の出世作となった佐藤健(31)主演のドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)の撮影に関する裏話を語り、大いに話題となった。、

『恋つづ』の上白石は、エリートドS医師・天堂(佐藤)に憧れ新米看護師・七瀬として出演。佐藤とのイチャイチャぶりで、多くのファンをムズキュンさせたのは、記憶に新しい。

「第4話で天堂が“治療”と称して七瀬にキスする胸キュンなシーンがあるんですが、第7話では七瀬が風邪を引いた天堂に対して、“これは治療です”とキスする、超胸キュンな“逆治療”シーンがありました。今回の『情熱大陸』ではこの場面について、上白石が当時を振り返ったんです」(女性誌記者)

「台本もらったとき、マジか! これ(※『これは治療です』というセリフ)、私が言うのか、って思った」「好きな人にそういうこと言ったこともないし、そこに当てはまる自分の経験もないことが多いです」

 と、当時の衝撃を明かしたほか、妹の上白石萌歌(20)が、隣でオンエアを見ていて、

「(妹の)萌歌は横で『キャー!』とか言ってるんですよ。温度差がすごかった」「(弟がいるインタビュアーに)弟がチュッチュっしてるところ見たいですか」「(見たくないといわれて)ですよね!」

 と、照れくさそうに笑う姿を見せていたが、七瀬は上白石でなければ務まらなかっただろう。当時のインタビューや今回の情熱大陸を見ると、上白石は非常にドラマに対してしっかりと向き合っていたことが分かる。

■『恋つづ』で佐藤も上白石を高く評価

「たとえば3月14日の『リアルサウンド』のインタビューでは、14年にアニメ映画『君の名は。』の経験から、声の演技を意識していることを明かしたほか、佐藤をはじめとした共演者からの評判が良かったことについて、“ちょっと眠くてもニコニコして現場にいたいなって思っていた”“みなさんすごく良い方ばかりで、無理してるわけじゃなくて、ニコニコして過ごすことができました”と、協調性を大事にしていることを明かしています」(前出の記者)

 演技にストイックな佐藤も、上白石を高く買っており、1月28日の『毎日キレイ』での佐藤と上白石の対談インタビューでは、

「たぶん同世代、誰よりもしっかりしているんじゃないですか? 人間力がやっぱりあります」「お姉ちゃんだからなのかな? 分からないですけど、そこは感心します。そういう意味で楽です。頼っちゃっていますね」

 と、上白石について語っている。

 実際に撮影現場は和気あいあいとしていたようで、6月15日の『アイアム冒険少年&オオカミ少年特別編合体3時間SP』で例の“逆治療キス”でお互い笑ってしまうNGシーンが流れた際は、ダウンタウン浜田雅功(57)が「何をイチャイチャしとんねん!」と思わずツッコむくらい、甘々な空気が流れていた。

■しっかりした女優魂と愛され力を誇る

 今回の『情熱大陸』でも、ミュージカル作品で共演する井上芳雄(41)に「僕が知っている萌音ちゃんは本当に良い子、人間として」と評されたり、『SUITS/スーツ2』の撮影に密着した際は、「フィルムチェックは観たくない派」という、女優としてのポリシーを明かしている。

 自分を映像を見てしまうと、監督はいいと思っているかもしれないのに、自己判断で演技を変えてしまうことを懸念しているのだとか。ナレーションには、「監督の色に染まるのが女優だと心得ている」と評されていた。

「3月3日には、『まんたんウェブ』の取材に『恋つづ』を手掛けた宮﨑真佐子プロデューサーが、“意外と佐藤健さんが引っ張っているようで、実は上白石さんが引っ張っているんじゃないかなと陰ながら思っています”とも話していましたが、今回の『情熱大陸』を見ていると、本当に演技について誠実。宮崎Pの指摘は当たっているかもしれませんね」(WEBライター)

『情熱大陸』では、KinKiKids堂本光一(41)と井上芳雄が座長を務めるミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』に向けてのリハーサルの様子が放送されたが、こちらも上白石が共演者から愛されていることがよく分かる内容だった。

「役者が演出に苦戦して、4時間待っても、稽古が上白石の出番まで進まなかった。上白石の出番直前で稽古が終わるところでしたが、堂本と井上が上白石に“そのまま続けるように”と無言でうながしたところ、全員が笑顔になり、阿吽の呼吸でピアノが始まり、上白石は一曲、見事に歌い上げた。ナレーションの“なるほど。彼女は誰からも愛される存在なのだ”という言葉がすべてだと思います。

 その後、本番の舞台では、“小柄な上白石が大きく見える”とのナレーション。上白石も舞台を“楽しかった!”と笑顔で振り返っていました」(前同)

■スタッフも驚いた意外な理想

 また、番組終了間際には、上白石の意外な理想が語られ、『情熱』スタッフによる粋な計らいが。

「“ずーっとナレーションはやりたい”“子供産んでも、ブースの外で赤ちゃん抱っこしても”と、意外な理想を明かしたことで、取材を締めくくるナレーションを、上白石が担当することになったんです。

“ファンの年齢層が驚くほど幅広いこと。それも上白石の特質だろう”と、11歳の子からラブレターをもらったり、5歳の子に“結婚したい”と言われた場面が流れたほか、“ここだけの話20代で結婚し3人の子どもを持つのが夢だとか……。舞い込む仕事は次から次、でも、だからこそ、上白石萌音は頑張るのだ”と、ナレーションを披露しました」(番組関係者)

 主にNHKやBSで数多くのナレーションを務めてきた上白石も、自画自賛のようなナレーションに「絶対に友達に笑われる!」と机に突っ伏したり、身体を大きく左右に揺らしたり、お茶目な一面を見せて、番組は終了した。

 放送終了後の24日には、ブログで「『情熱大陸』という番組が 想像はしていたけれどそれ以上に 丁寧に大切に作られていることを知り、その愛される所以に深く納得しました。プロの仕事。皆さんかっこよかった」「これに恥じないように生きなければと背筋が伸びる思いです。これからも地道にコツコツ、大好きなこのお仕事に邁進してまいります」「あーディレクターさんたちと飲みに行きたい!」と、感謝の思いをつづった上白石。こうしたマメな部分が、誰からも好かれるゆえんだろう。

 愛され力と、演技に真摯な姿勢を十二分に見せてくれた上白石。これからも、多くの作品で彼女の魅力を伝えてほしいーー。

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