心のもやもやを解消する方法5つ

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心のもやもやを解消する方法5つ
心のもやもやを解消する方法5つ

心のもやもやは、「抑圧された感情」があるサイン。

誰かのちょっとした一言がきっかけでもやもやすることもあれば、原因がよく分からないこともあると思います。

では、「もやもやする」とは一体どういう状態なのでしょうか。その原因や対処法を紹介します。

自分の本音に気付くことで、もやもやを解消していきましょう。

■「もやもやする」とはどういう状態?

まず、もやもやするとは、どういう心理状態を指すのか解説していきます。

◇(1)否定的な考え事をし続けてしまう

誰かの一言がきっかけとなって「なんであの人あんなこと言うんだろう? もしかしてマウンティング?」などと相手の真意を量りかねてあれこれ想像したり、「なんだか私っていつも同じこと悩んでるよね」と自己否定したりと、次々にネガティブな思いが浮かんできます。

止めようと思っても、考え事が止まらなくなってしまいます。

◇(2)気分が落ち込みがちになる

すっきりしない気分が続き、いつもなら楽しめることでもテンションが上がらなくなります。

気にしなくても良いようなささいなことが引っ掛かって、落ち込んでしまうこともあります。

心にもやがかかっているように、何をしていても気分の晴れない日が続きます。

◇(3)イライラする

心のゆとりが無くなり、他人のちょっとした言動にイライラしてしまったり、いつもなら怒らないようなことに執着してしまったりすることも。

そうやってイライラする自分に対して、「何やってんだろ。こんなふうに思っちゃうなんて器が小さいよね」と自己嫌悪にさいなまれてしまうこともあります。

◇(4)不安感が強くなる

漠然とした不安が強くなり、自分の将来のことについても「このままで大丈夫なのかな」と心配になります。

前向きに考えようと思っても、つい悲観的な想像ばかりが膨らみ、未来に希望が見出せなくなってしまいます。

◇(5)毎日がつまらなくなる

日常の中で、「うれしい」「楽しい」「心地良い」といったポジティブな感情を抱くことが少なくなり、満たされない感覚がします。

感情の起伏が減り、何をしていてもつまらなく感じます。

■もやもやしてしまう原因

次に、もやもやしてしまう原因について解説していきます。

◇(1)言語化できていない気持ちがある

もやもやしている時は、言語化できていない気持ちが何かあるものです。

例えば彼氏の言動が気になっていたとしても、自分の気持ちを抑えてしまって本音を伝えることができないでいると、「彼氏に私の気持ちを察してもらえない」というわだかまりを抱えてしまうことになります。

ネガティブな気持ちを言語化せずに溜め込む癖があると、もやもやを抱えやすくなります。

◇(2)思い通りにいかないことで自分にだめ出しをしている

仕事が思うようにできない、恋愛が成就しない、周りになじめず疎外感を感じているなど、思い通りにいかないことで自分にがっかりして、だめ出しをしてしまったりすると、悔しさや悲しさ、惨めさなどの感情が膨らんでいきます。

そうして行き場を失った感情が、もやもやの原因となるのです。

◇(3)他人からの評価を気にしている

他人からどう思われるかを気にし過ぎていると、もやもやすることが多くなります。

「あの人どう思ったのかな?」「嫌われていないかな?」と、他人からの評価によって自分の価値がぐらぐら揺れてしまいます。

◇(4)単調な毎日に満たされない思いを抱えている

変化することを恐れていると、今の状態に満足していなくても現状維持をしようとします。

毎日が同じことの繰り返しでつまらなく感じていても、「そうはいっても新しいことをするのも怖い」「自分にはできない気がする」と思っていると、満たされない気持ちが膨らんでもやもやしてきます。

■もやもやを解消する方法

では、心のもやもやを解消するためにはどうしたら良いのでしょうか?

もやもやを解消する方法を5つ紹介していきます。

◇(1)自分の感覚や感情を否定しない

もやもやしているということは、抑圧された感情があることを意味しています。

例えば、職場の同僚の言動にもやもやしたとします。

本当は怒っていたとしても、物分かりの良い人であろうとして、「あの人も悪気はないんだし」などと自分の気持ちを置き去りにしたまま相手を優先しようとすると、それがもやもやの原因になります。

「そっか、私、あんなこと言われて嫌だったんだ」と、まずは自分の気持ちを受け入れてあげましょう。

その上で、相手の事情も理解しようにすると、心のバランスが取りやすくなります。

◇(2)本音を紙に書き出す

もやもやした感覚は、言語化することで整理されやすくなります。

大きな紙を用意して、そこに思っていることをどんどん書き込んでいきましょう。

この紙は誰にも見せませんし、書き終わったら捨てるので、書いている内容が矛盾していても、文章の流れがおかしくても、字が汚くても全然構いません。

もやもやした感覚がなくなるまで、全てを吐き出すつもりで思いつくままに書いていきます。

すると、「私、こんなこと思っていたんだ!」と自分でも驚くような本音が出てくることも多いです。

◇(3)信頼できる人に話を聞いてもらう

話すことで自分の漠然とした気持ちを整理していくことができます。

話す相手は、できるだけ否定せずに話を聞いてくれる人を選びましょう。

受け止めてもらうことで気持ちが楽になりますし、客観的に見られるようになって自分の考え方の癖などに気付くことができるかもしれません。

◇(4)体を動かしてリフレッシュする

もやもやした気持ちを今すぐスッキリさせたい時は、体を動かすと効果的です。

ジョギングや筋トレなど好きな運動で汗をいっぱいかくと、深刻になっていた気持ちも軽やかになっているでしょう。

体からアプローチするという点では、カラオケで大きな声を出すのも良い方法です。

普段より深い呼吸になるので血行も良くなりますし、歌うことで感情を発散する効果もあります。

◇(5)自分の本音を伝える練習をする

もやもやしやすい人は、ネガティブな気持ちを溜め込んでしまう癖があります。

例えば、断りたい時には「今は忙しいからまた今度ね」とちゃんとNOが言えたり、「最近私が車出してるから、今回はあなたお願いね~」と要望を素直に言えたりするなど、自分の本音を話すことができれば、後に引きずることは減ります。

この人になら言っても大丈夫だなと思える安全な相手から、自分の本音を話す練習をすると良いかもしれません。

自分の本音に寄り添ってあげる

もやもやしている時は、抑圧された感情があるというサインです。

自分の本音に気付き、素直に受け止めてあげると、抑圧された感情は解放されていきます。

しかし、自分を否定したり、良い人であろうとし過ぎたりして気持ちを押さえつけてしまうと、もやもやは長引いてしまいます。

たとえネガティブな気持ちであったとしても、自分の本音をなかったことにせず寄り添ってあげたいですね。

(高見綾)

※画像はイメージです

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