サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「破壊力抜群のファルヴォーレ」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

4代母は70年代を代表する世界的名牝ダリア(キングジョージ6世&クイーンエリザベスS連覇を含むGI10勝)で、ダハール(GI4勝)、リヴリア(GI3勝)など近親、一族に活躍馬が多数いる良血馬。

 さらにファルヴォーレ自身、あのサンデーサイレンスの3×4(奇跡の血量)という近親配合。秘めた破壊力はかなりのものと察せられる。

 均斉の取れた好馬体の持ち主で、体重減りはなく、この中間も順風満帆。1週前の追い切りも素軽い動きを披露し、抜かりなく調整されている。

 高橋忠調教師も「まだ粗削りなところがあり、多分に若さが残っているが、それだけ可能性も高いということ。素質は確かです」と期待感たっぷりに話しており、良馬場条件に大きく狙ってみたい。

 一方、札幌ではキーンランドCが行われる。秋最初のGIスプリンターズSの前哨戦であり、注目すべき重賞だ。

 こちらも牝馬の活躍が目立ち、牡馬勢を圧倒している。狙ってみたいのは、その牝馬、マリアズハートである。

 前走のUHB賞は出遅れて10着。前々での決着だっただけに、最後方からの競馬では苦しく、参考外にしていい。

 この中間は、一息入れての再調整。ここを目標に、仕上がり状態は、かなりいい。牝馬にしては馬格があり、強烈な末脚が身上の馬。力を要す洋芝での競馬は間違いなく合っており、初重賞制覇のチャンスとみた。

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