ここまで変わった!「コロナ葬儀」の新様式「感染者の火葬は最終16時から」 (2/2ページ)
それほど、感染の危険性を徹底的に排除しているんです」(葬儀業者社員)
4月下旬、女優の岡江久美子(享年63)が亡くなった際には、葬儀業者が遺骨を遺族に直接手渡しすることができず、玄関前に置かれたものを夫の大和田獏が取りに出るという仰天の対応が明るみに出た。二次的な感染への警戒は、どれほど行ってもやりすぎではない、という姿勢なのだ。
別の葬儀会社の関係者によれば、
「とてもシステマチックで、遺族感情を考えると胸が痛みます。ですが、特に3月、4月は業界全体が混乱期で、病院も葬儀業者も暗中模索の時期がずっと続いていました。感染者を出した、という風評被害は我々や病院にとって、商売上の『死刑宣告』に近いですからね。うちの会社でも、コロナとは関係ない『誤嚥性肺炎』など肺関連の病気で亡くなられた方に対して『本当にコロナじゃないの?』と疑う人もいましたし、ご遺族ですら『近所や仕事関係の人から、あそこの家からコロナが出た、と思われたくない』と、お通夜や葬儀を行わず、火葬のみというケースもありました」
このように、実際に感染していたかどうかはもはや関係なく、新型コロナが葬儀業界に与える影響は大きいのだ。