水溜りボンド、地上波冠番組に幻滅の声も!!テレビ出演浮かれYoutuber!

日刊大衆

※画像はカンタ(水溜りボンド)のTwitter 『@kantamizutamari』より
※画像はカンタ(水溜りボンド)のTwitter 『@kantamizutamari』より

 人気YouTuber・水溜りボンドの地上波テレビの初冠番組『水溜りボンドの〇〇行くってよ』(テレビ神奈川)が10月3日からスタートすることになった。水溜りボンドの2人が神奈川県内を中心にさまざまな街を訪ねる街ブラ番組になるといい、毎週土曜22時から30分間放送される。

「水溜りボンドといえばチャンネル登録者数437万人(8月29日現在、以下同)を誇るトップYouTuberです。彼らは9リットルのコーラと液体窒素を混ぜ、一瞬で凍らせてアイスにするといった実験系の動画や、階段の上から100万個のぷよぷよボールが落とされるというドッキリ企画など、多彩なジャンルの動画を投稿して人気を得ています。

 チャンネル登録者数890万人のはじめしゃちょーが6月19日放送の『さんまのまんま』、ヒカキンが7月15日放送の『ホンマでっか!?TV』(いずれもフジテレビ系)に出演するなど、YouTuberがテレビに出ることは、今や決して珍しいことではありません。しかし、冠レギュラー番組とあってか、ネット上では放送開始の決定で大いに盛り上がりました」(WEB編集者)

「地上波で冠番組とか凄すぎてひっくり返った」、「一つ上のレベルにステップアップできそう」など、ネット上では、YouTubeからテレビに進出した水溜りボンドを称える声が多数あがった。

「しかし一方で、“テレビ向きではないよね”や“地上波テレビとなればスタッフや編集に恵まれないといけないし、求められる実力も変わる”など冠レギュラー番組のスタートを懸念する声も寄せられているんです」(前同)

■「結局テレビタレントになってる」

 水溜りボンドは、4月22日からラジオ番組『水溜りボンドのオールナイトニッポン0(ZERO) 』(ニッポン放送)のレギュラー放送がスタートしている。

「ラジオに続いて、テレビでも冠番組がスタートするということで、一部では“三刀流”という言い方をしているメディアもありました。しかし、SNS上では“もうYouTuberとタレントの境目がぼやけてきてる”“結局テレビタレントになってるのがダサい”といった否定的なコメントも上がっています」(前出のWEB編集者)

 2020年5月5日付のウェブメディア『QJWeb クイック・ジャパン ウェブ』のインタビュー記事で、トミー(27)は水溜りボンドのルーツについて語っている。

「トミーは、“僕らもテレビやラジオで楽しそうにしてる芸人さんに憧れて、水溜りボンドっていうコンビを組んだ”“僕らはYouTubeという場所を選んで『もし自分たちがテレビやラジオに出たらこういうことをしたい』っていう思いを体現してきた”と語っています。

 8月27日にされた動画『相方(トミー)について。』動画の中でカンタ(26)は、以前から冠番組をやりたいとトミーと話し合っていたといいます。また、“1年半〜2年くらい前から、トミーくんが(冠番組に向けて)ずっと会議を重ねてくれた”といい、テレビでの冠番組実現のために相当な苦労を重ねてきたようです。そのため、YouTubeでの活動も大事にしているものの、憧れ続けたラジオやテレビでも活躍できるというのは、本人たちにとって、とても喜ばしいのではないでしょうか」(ITライター)

 チャンネル登録者644万人をほこる、7人組人気YouTuberのフィッシャーズ。彼らも、4月2日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)や8月3日放送の『ネプリーグ』(フジテレビ系)など、テレビで見る機会も多くなってきた。

「3月24日付の『ザテレビジョン』のインタビュー記事によると、テレビ出演について、フィッシャーズのメンバーのシルクロード(26)が、“YouTubeで動画を見てくれる人も反応してくれるんですけど、テレビに出ると親戚や仲良かった友達から報告が増える”とコメント。これに、ぺけたん(25)も“うれしいね”と語っています。やはり、彼らも番組やCMなど、テレビ出演は嬉しいようですね」(前同)

■ヴァンゆんと東海オンエアはテレビ出演に絶叫!

 テレビ出演を喜ぶ声はほかにもある。

「2人組YouTuberのヴァンゆんは、2019年10月22日放送の『世界77億人に発信!内村のツボる動画大賞』(テレビ東京系)に出演した際、ヴァンビはツイッターに“うぉおおおぉぉぉ今ヴァンゆんテレビに映ったぁぁぁぁぁぁぁぁあ”と投稿。今年2月27日に『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した、東海オンエアのてつや(26)も放送時に、テレビ画面を撮影した写真と“きたぁぁ!!!”とのコメントを投稿しています。嬉しいを通り越して、もう感動ですよね」(前出のITライター)

 2019年2月23日、ヒカキンは『さんま御殿から謎の物体が送られて来ました…【テレビ出演に思うこと】』と題した動画を投稿。同年1月15日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で「踊る!ヒット賞」を獲得し、その記念品を開封するという企画だった。

「動画の最後、テレビ番組と絡んだ企画とあってか、自身がYouTuberなのにテレビに出演する理由を説明しました。その中でヒカキンは“テレビから学ぶことはめちゃくちゃ多いんですよ。YouTubeにも活きてくる”とし、カメラワークや台本、演出の作り方などが勉強になると話しました。また、タレントとの繋がりができる、YouTubeを見ない人にもYouTuberの魅力を伝えられることも理由に挙げていました。

 ヒカキンの発言からも分かる通り、テレビ出演はYouTuberにとって多くのメリットがあるようです。その一方で、地上波のメジャー番組に出て、明らかに浮かれているYouTuberもいる。彼らは学生時代から見ていた番組に出ることや、憧れの芸能人に会えて素直に嬉しいのでしょうが、YouTuberのファンにしてみれば、テレビとは違うネットというフィールドで大活躍していたYouTuberが、テレビをネットより上に見ているように感じられるのか、複雑な心境になるのではないでしょうか。

 実際にネット上では“自分の畑にプライド持てば良いのに”などと、YouTuberのテレビ出演に冷ややかな声も上がっています。YouTuberにとっては、あまりテレビに寄りすぎるのも、リスクと言えるのかもしれません」(前同)

 芸人のYouTube進出が大変なように、YouTuberのテレビ進出も一筋縄ではいかないようだ。

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