オリックス監督更迭、千葉ロッテ好調のワケも!2020年プロ野球「知られざる舞台裏」

日刊大衆

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 プロ野球も後半戦に突入しようという矢先、衝撃的なニュースが飛び込んできた。オリックス・西村徳文監督が辞任を発表したのだ。

「成績不振を理由に辞任を申し出たとされていますが、これは事実上の解任。中嶋聡2軍監督の代行昇格と同時に、コーチ陣の大幅な配置転換まで行われています」(球界関係者)

 西村監督の辞任が決まった8月20日の時点で、オリックスはダントツの最下位。2回の7連敗を含め、借金は17にまで膨れ上がっていた。

「監督の途中交代もありうると思っていた」と言うのは、野球評論家の金村義明氏だ。今季、オリックスを優勝候補に挙げていたという金村氏は、実は低迷する要因があったと指摘する。

「西村監督には、まるで好き嫌いで決めているような選手起用が多く、采配も迷走していました。1軍と2軍の風通しも悪く、使ってもらえない選手の不満が溜まっていたようですね」

 その言葉を裏づけるかのように、監督が辞任してから、チームはいきなり3連勝。さらに、富山凌雅や漆原大晟など、中嶋監督代行が2軍で育てた若手が躍動しているのも見逃せない。

「オリックスというチームは“監督の途中交代”が非常に多いんですが、中嶋監督代行になって、明らかに選手の目の色が変わって、ムードも良くなってきた。今後に期待したいですね」(前同)

 一方、“監督の途中交代”とまではいかないまでも、指揮官周辺に不穏な空気が流れているチームがあるという。それは、矢野燿大監督が率いる阪神だ。

 今季の阪神は、開幕から最下位をひた走ったかと思えば、7月には貯金を2個作るまでに躍進。しかし8月に入ると、“37イニング無失点”を食らい、再び借金生活に陥った。

「いま一つパッとしない戦いが続いているせいか、ファンのみならず、球団関係者のストレスも増加傾向。ジワジワと矢野監督への風当たりが強まっているようです」(球界事情通)

 野球評論家の江本孟紀氏も、矢野采配には疑問を呈する。

「どういうチームが作りたいのか、采配から伝わってこないんですよ。打線を組むのに苦労しているのは分かるけど、意図が全然見えてこないし、藤川(球児)を“抑えのエース”として使おうとしたのもおかしい。矢野監督は、基本的なチーム戦略から考え直したほうがいい」

 周囲の評価は、けっして高くないという矢野監督。契約があと1年残ってはいるが、今季の戦い次第では、急転直下の“更迭劇”という可能性も否定できない。

「矢野監督就任直後から、水面下では後任選びが始まっていますが、OBはすでに人材難。岡田(彰布)や金本(知憲)の再登板まで囁ささやかれているほどです。かつての野村克也星野仙一のような“ウルトラC”に期待したいところですが……」(前出の事情通)

■一方、今季絶好調なのは千葉ロッテ

 不調にあえぐ球団がある一方、今季絶好調のチームもある。その筆頭とも言えるのが、井口資仁監督率いる千葉ロッテ。現在、ソフトバンクに次ぐ2位をキープし、パ・リーグの台風の目となっているのだ。

「今オフに福田秀平、美馬学をFAで獲得し、“大型補強”を成功させましたが、開幕前の下馬評はけっして高くなかった。それだけに、ロッテの快進撃が驚きを生んでいるのも、また事実です」(スポーツ紙記者)

 実際、他球団と比較して戦力が充実しているというわけでもなく、なぜ2位をキープできているのか、不思議なくらいだ。

 そこで、ロッテOBの野球評論家・里崎智也氏に、好調の理由を聞いてみた。

「まずは今季4番で起用されている安田尚憲をはじめ、若手選手が台頭してきたこと。あとは、相手がミスをすると、その機を逃さず、着実に得点できていることでしょう」

 さらに里崎氏は、「だけど、一番大きいのは……」と、こう続ける。「オリックス相手に10勝1敗と、大きく勝ち越していることですよ。上位に行くには“カモ”を作るのが大事ですから」

 確かに一球団で貯金9は大きいが、井口ロッテは他の強みも持っているようだ。

「ソフトバンクは昨年からロッテが苦手で、今季も唯一、負け越している(3勝5敗1分)。あまりに敵地で勝てないので、あの王貞治会長が“まさか呪われているのかな”と冗談を口にしたほど」(ベテラン記者)

 ソフトバンクOBでもある井口監督だけに、“鷹の弱点”を知っている!?

 8月31日発売の『週刊大衆』9月14日号では、巨人FA補強計画や侍ジャパン候補の不調の理由まで、プロ野球界の裏側に迫っている。

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