オリックス監督更迭、千葉ロッテ好調のワケも!2020年プロ野球「知られざる舞台裏」 (1/3ページ)

日刊大衆

画像はイメージです
画像はイメージです

 プロ野球も後半戦に突入しようという矢先、衝撃的なニュースが飛び込んできた。オリックス・西村徳文監督が辞任を発表したのだ。

「成績不振を理由に辞任を申し出たとされていますが、これは事実上の解任。中嶋聡2軍監督の代行昇格と同時に、コーチ陣の大幅な配置転換まで行われています」(球界関係者)

 西村監督の辞任が決まった8月20日の時点で、オリックスはダントツの最下位。2回の7連敗を含め、借金は17にまで膨れ上がっていた。

「監督の途中交代もありうると思っていた」と言うのは、野球評論家の金村義明氏だ。今季、オリックスを優勝候補に挙げていたという金村氏は、実は低迷する要因があったと指摘する。

「西村監督には、まるで好き嫌いで決めているような選手起用が多く、采配も迷走していました。1軍と2軍の風通しも悪く、使ってもらえない選手の不満が溜まっていたようですね」

 その言葉を裏づけるかのように、監督が辞任してから、チームはいきなり3連勝。さらに、富山凌雅や漆原大晟など、中嶋監督代行が2軍で育てた若手が躍動しているのも見逃せない。

「オリックスというチームは“監督の途中交代”が非常に多いんですが、中嶋監督代行になって、明らかに選手の目の色が変わって、ムードも良くなってきた。今後に期待したいですね」(前同)

 一方、“監督の途中交代”とまではいかないまでも、指揮官周辺に不穏な空気が流れているチームがあるという。それは、矢野燿大監督が率いる阪神だ。

 今季の阪神は、開幕から最下位をひた走ったかと思えば、7月には貯金を2個作るまでに躍進。しかし8月に入ると、“37イニング無失点”を食らい、再び借金生活に陥った。

「いま一つパッとしない戦いが続いているせいか、ファンのみならず、球団関係者のストレスも増加傾向。

「オリックス監督更迭、千葉ロッテ好調のワケも!2020年プロ野球「知られざる舞台裏」」のページです。デイリーニュースオンラインは、矢野燿大江本孟紀里崎智也エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧