半沢余波…夏目三久『バンキシャ!』&『あさチャン!』来春降板浮上!!

日刊大衆

夏目三久
夏目三久

 新型コロナウイルスの影響で、多くの企業がリーマン・ショック以来の経営危機に直面している。

 それはテレビ業界も同様で、2020年4~6月期連結決算で、フジ・メディアHDの最終利益は前年同期比90.6%減の20億円になったことが明らかになった。。視聴率3冠王常連の業界では“勝ち組”として知られる日本テレビHDも81.7%減の15億円と大幅な落ち込みを記録。

 広告出稿の減少に加え、イベントの中止が相次いだことが響き、日本テレビHBはコロナ関連で約30億円の特別損失を計上したことが響いたという。

「民放キー局5社の中で最大の落ち込みを記録したフジテレビでは、安藤優子さん(61)の『直撃LIVE グッディ!』を打ち切って、坂上忍さん(53)の『バイキング』の放送枠を拡大するなど、改革を進めています。同様に、日本テレビでも抜本的な改革が求められており、特に長期間続いている番組において、メインMCを含め出演者の大幅な見直しがある、と言われているんです。

 というのも、リーマンショック以降、制作体制の見直しがあったここ10年ほどで立ち上げた番組と、それ以前から続く老舗番組だと、後者の制作費のほうが倍近く高いそうなんです。そのため30年以上続く『世界まる見え!テレビ特捜部』や20年以上の『メレンゲの気持ち』などの、老舗番組の出演者のリストラが検討されているといいます。

 そして、そうした改革の一環として日曜日夕方の『バンキシャ!』から夏目三久さん(36)も降板するのではないかと、関係者の間ではささやかれているんです」(制作会社関係者)

■自局のアナウンサーを育てるべき

『真相報道 バンキシャ!』(日曜18時~)は2002年10月よりスタートした、日本テレビ系の大型ニュース番組。

 当時日本テレビアナウンサーだった福澤朗(56)が総合司会を務め、2005年のフリー転身後も番組の顔として出演を継続。2013年4月からは元日本テレビアナウンサーの夏目も総合司会として出演するようになった。

「大幅な制作費削減のために出演者の見直しをするという方針、加えて局内からは、“なぜフリーアナにMC枠を与えるんだ。自局のアナウンサーを育てるべき”という突き上げもあるといいます。夏目さんも元日本テレビOGではありますが、テレビ界全体が番組制作費の抜本的見直しが図られる今、日テレの上層部としても長期的視点に立ち、フリーアナではなく、水卜麻美アナ(34)のようなお金のかからない人気局アナを育成していきたいという思いもあるのではないでしょうか。

 夏目さんのアナウンサーとしての実力は確かで、美しく知名度も抜群。番組としては彼女を使うメリットは当然ありますが、ただ、『バンキシャ』での夏目さんの役割は、局アナでも問題のない進行アシスタント的なものともいえる。ない袖は振れない――『バンキシャ!』の顔である福澤さんには残ってもらい、夏目さんの代わりに岩本乃蒼アナ(28)などの局アナがあのポジションを任されるのでは、とささやかれています。その時期は来春になるのではないかとう話です」(前出の制作会社関係者)

■『半沢』終了後に『あさチャン!』も……

 夏目は日本テレビ以外にも、TBS系の『あさチャン!』(月曜から金曜午前6時~)でもMCを務めている。

 2014年3月、MCに夏目を迎えてスタートした、帯の情報番組『あさチャン!』だが、番組開始から1か月後の同年4月、当時のTBSテレビ社長・石原俊爾氏は定例会見で『あさチャン!』の低視聴率を認め、「情報量を増やすなど、迅速にテコ入れを行うよう指示した」と述べた。

「しかし、そこからずっと世帯視聴率5%以下の低空飛行が続きました。同時間帯の視聴率ではテレビ東京を除くと最下位が定位置に。今年に入り微増してきているといいますが、ただ定位置は変わらない。もう番組開始から6年も経ちますから、本来であればMCを変えたり、番組自体を打ち切ったりするなど、“対策”が必要になってくるにもかかわらず、現在に至るまで『あさチャン!』はそのまま延命しています。それは、『半沢直樹』のためと言われています」(芸能プロ関係者)

『半沢直樹』で主演を務める堺雅人(46)と夏目は同じ事務所に所属している。

「そのため、続編を何としても制作したかったTBSとしては堺サイドに忖度して『あさチャン!』を切ることができなかったと。

 しかし、7年越しの悲願が叶い、続編の制作が決定。現在放送中で毎回視聴率20%を超え、25%を超える回もあるなど、前作と同様、社会現象を巻き起こしていますよね。これでTBSは堺サイドに気を遣う必要もなくなったわけで、TBSは『半沢直樹』終了後に『あさチャン!』のリニューアルに取り掛かると関係者の間ではもっぱらなんです」(前同)

■忘年会で号泣謝罪

『あさチャン!』については、2月13日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、2019年末に行われた同番組の大忘年会で、夏目が関係者100人の面前で、嗚咽しながら涙を流していたと報じたことも話題となった。

「夏目は忘年会で、長年にわたる番組の低視聴率を詫びて、号泣したといいます。TBSの意向で『あさチャン!』は低視聴率ながら続いていましたが、夏目本人としては心苦しくて、早く辞めたいという思いでいたのかもしれないですよね。そのため、『半沢直樹』終了とともに、番組から降板するというのは、もしかしたら、局にとっても夏目にとってもベストなタイミングと言えるのかもしれない。

『あさチャン!』は朝6時からの番組ですから、夏目がTBSに入るのは午前3時前後。夏目はここ数年、昼夜逆転生活が続いていて、友人や気になる男性と食事したりすることも満足にできなかったのではないでしょうか。彼女もこの8月で36歳を迎え、結婚や将来について意識しているはず。また、長く『めざましテレビ』(フジテレビ系)のMCを務めていた加藤綾子(35)も話していたそうですが、昼夜逆転となる早朝の番組の仕事をやり続けることは、心身ともに相当な負担があるといいますからね……。

 そうしたの事情も考えると、来春をめどに『バンキシャ』と合わせて、『あさチャン!』からも降板するということもあるかもしれませんね」(前出の芸能プロ関係者)

 来春、人気フリーアナウンサーの夏目三久に、大きな変化が起こるのだろうか!?

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