石橋貴明、フジとの37年蜜月終了?ヒロシの教えでプロ野球YouTube無双!!

日刊大衆

石橋貴明(とんねるず)
石橋貴明(とんねるず)

 とんねるず石橋貴明(58)が8月24日、自身のYouTubeチャンネルに「次回から“今週の松本”に変更!?貴ちゃんスポーツニュース2020(2020年8月24日配信編)」と題した動画を投稿した。6月19日の開設から、2か月ほどでチャンネル登録者数を122万人(8月25日現在、以下同)まで伸ばすなど、絶好調の石橋にさらなる追い風が吹いている。

「8月24日に石橋は、“貴ちゃんスポーツニュース2020”という、プロ野球関連の話題を中心に取り上げる企画を投稿。動画の冒頭で石橋は、“貴ちゃんスポーツ2020と言っていたら、本家本元のNHKの2020から来週ゲストで”と話し、8月30日放送の『サンデースポーツ2020』(NHK)に出演することが発表されました」(芸能記者)

 NHKスポーツのツイッター投稿によると、石橋がNHKの番組に生出演するのは20年ぶりだという。ネット上では「これこれ!こういうの求めてましたー!」と番組での石橋の暴走(?)に期待を寄せる人もいた。

「石橋は、YouTubeチャンネルで、プロ野球の無観客試合を球場近隣の施設から観戦した6月22日投稿の動画『石橋を野球場に連れてって~ヤクルトvs中日開幕戦~』をはじめ、帝京高校の後輩で『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』(テレビ朝日系)でも共演する北海道日本ハムファイターズの杉谷拳士選手(29)をフィーチャーした“今週の杉谷”など、野球関連の動画や企画を積極的に投稿しているんです」(WEB編集者)

■マニアックな内容は大ウケ

 前出のWEB編集者は続ける。

「石橋の野球動画の魅力はなんといっても細かいことです。石橋は、“貴ちゃんスポーツニュース2020”でチームの勝敗数などが書き込まれたホワイトボードを使用しており、これを元に石橋が目をつけた選手などをピックアップして紹介。さらにテレビのスポーツニュースではまず取り上げない、ワンプレーや選手の表情を拾うこともある。これも石橋が、名門・帝京高校で投手として、実際に高いレベルでプレーしていたからこそのセンスでしょう。

 また、石橋は野球ファン以外にも見てもらおうと意識しているのか、笑える話やボケも挟んでトークをするので、より動画の面白さが際立っています。こうした石橋の知識や着眼点を活かした動画は、圧倒的に支持されていて、ほとんどの動画が100万回以上再生されているんです」(前出のWEB編集者)

 石橋が投稿する野球動画には「貴さんのスポーツの知識は群を抜いてる」「知識量が尋常じゃないから分かりやすいし面白い」といった反応が集まっている。

「まだYouTubeを開設して2か月程度しか経っていませんが、すでに多くの野球ファンからの支持を集めているとは、さすが石橋です。

『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』という番組を定期的に放送していますが、こちらは“リアル野球盤”などプレーが中心。石橋の豊富な知識が話される機会は今まであまりなかったですし、YouTubeを機に『サンデースポーツ』以外のスポーツ番組の出演オファーが舞い込む可能性も十分にあるでしょう」(前出の芸能記者)

 30年にもわたって放送された冠番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の放送終了から約2年。石橋が愛する野球を武器に存在感を再び強めたのには、ある後輩芸人の影響があるかもしれないという。

「キャンプ動画で話題になったヒロシ(48)です。ヒロシは2004年頃、『エンタの神様』(日本テレビ系)などで披露していた“ヒロシです”のネタで大ブレイクしたものの、わずか数年でブームが終わり、仕事も激減したといいます。その後、2015年頃から趣味だったキャンプの動画をYouTubeに投稿し始めて、話題になりました」(制作会社関係者)

■脱フジへのカウントダウン!?

 ヒロシはキャンプYouTuberとしてのブレイク後、『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)などの人気番組に出演し、再ブレイク。石橋は、『石橋、薪を焚べる』(フジテレビ系)の放送が決まった際に「打倒ヒロシ!」とのコメントを寄せていた。

「石橋は、ヒロシの活躍ぶりを目の当たりにして、YouTubeの動画では“自分の好きなことで勝負したい”と考えたのかもしれません。その結果、世間に石橋の野球の造詣の深さが認識され、『サンデースポーツ』への出演も決まったわけですから、大成功といえるのではないでしょうか」(前出のWEB編集者)

 石橋がYouTubeで見せた新たな魅力。それは石橋の活動スタイルに影響を与える可能性もあるという。

「石橋は、フジテレビの社長や会長などの役職を歴任してきた日枝久氏(82)と昵懇だといいます。日枝氏は現在、フジテレビで代表権のない相談役になっていますが、フジサンケイグループ全体の代表としてまだまだ強い影響力があります。

 また、石橋は『みなさん』の番組立ち上げにも関与し、番組終了までエグゼクティブ・プロデューサーだった石田弘氏(76)とも繋がりが深い。石橋の“ダーイシ“という石田氏のモノマネキャラも、強烈なインパクトがありましたよね。石田氏は現在でも局の看板番組『MUSIC FAIR』(フジテレビ系、以下同)に携わり、人事局付嘱託エグゼクティブプロデューサーという役職に就いていて、やはり影響力があるといいます。

 こうしたフジテレビの実力者と石橋は関係が深いため、局には今でも石橋をサポートする体制が色濃く残っている、とささやかれています。『石橋貴明のたいむとんねる』が視聴率低迷で終了した後、深夜番組で『石橋、薪を焚べる』を始めてまで石橋の番組を残したのも、制作現場で日枝氏や石田氏への忖度があったからでは、との噂も出ていました。

 しかし、石橋がYouTubeで自力で需要を高めれば、唯一レギュラー番組を放送しているフジテレビに固執する必要もなくなります。『薪を焚べる』は深夜の30分番組で、それこそYouTubeでもできそうな番組ですからね……。フジテレビと蜜月関係とも言われていた石橋が、YouTube次第でその関係に終止符を打つ可能性もゼロではないでしょうね」(前出の芸能記者)

 1983年の『オールナイトフジ』に出演して以来、37年間、特別な関係にあるされる石橋とフジテレビ。その終焉の日が近づいてきているのだろうか……。

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