100均ですぐに買える!「絶品宅飲みツマミ」を選ぶコツ

日刊大衆

画像はイメージです
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 新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、外飲みは自粛、フトコロも萎縮気味。やむなく宅飲みにスイッチした飲兵衛も少なくないだろうが、こんなときに重宝するのが100円ショップのツマミだ。

 暮らしの節約術に詳しい消費生活アドバイザーの和田由貴氏によると、100円ショップのツマミは、安くて種類が豊富なのが魅力だという。

「柿ピー、あたりめ、ナッツ類などの乾き物はもちろん、マグロと大根の煮物や焼き鳥など、居酒屋でおなじみのツマミも缶詰で売っています。種類が豊富なうえ、調理いらずで、後片づけもゴミ箱に捨てるだけ。自宅での一人飲みやチョイ飲みに、とても便利です」

 こう話す和田氏のお気に入りは焼きシシャモと、ゆで落花生だとか。「焼きシシャモはレンジで少し温めると、さらにおいしく、焼酎に合います。また、ゆで落花生はしっとり柔らかく、ビールのツマミにピッタリ」(前同)

 ワインに合うのは、チーズやドライフルーツだ。「最近はマンゴーやオレンジ以外にも、イチジクなど、ドライフルーツの種類も多くなっています」(同)

 うれしい限りだが、気になるのは、100均ツマミは、どうしてこんなに安いのかということ。

「100円ショップは、スーパーなどと比べて広告費をかけず、売れ筋商品を大量に仕入れます。これに加え、商品によっては、味や量がスーパーで売られるものに比べて微妙に違うんですね。これも安さの秘密と言えます」(同)

 たとえば、スーパーで300円くらいで売られているアンチョビやオイルサーディン。これを100円で売れるのは、漬け油をオリーブオイルでなくヒマワリ油にしているからだという。

「味は微妙に違いますが、この違いに気づく人は少ないでしょうね。もう一つ、皆さんも100円ショップのピーナツなどはちょっと、もの足りないと感じるでしょうが、実際に量が微妙に少ないんですよ。こうした部分で、安さを保っているわけです」(同)

 味と量はスーパーより多少ダウンするが、ワケあり商品を売っているわけではないのだ。

 さて、こんな100均ツマミは“ひと手間加えるだけ”で、さらにおいしくなる。「たとえば、オイルサーディンは表面の油を拭い取り、上にチーズを乗せてオーブンで焼くと、格段においしくなります」(同)

 100均ヘビーユーザーで、ケーブルテレビなどで活躍中の妖怪芸人・アキタカ氏が、オススメのツマミを教えてくれた。「2本100円のチクワなんか、よく買うんですが、そのまま食べると、わびしいじゃないですか。だから、これまた100均で買ってきたチーズをチクワに入れて、ワンランクアップさせていす(笑)」

 また、アキタカ氏は、好物であるカボチャの種をバターで炒めているという。「これだけでグンとおいしくなるので、ぜひ試してください」(前同)

 ちなみに最近、ハマっているのが「クラッカー乗せ」なんだとか。「100均のクラッカーは量があるからお得です。もちろん、そのまま食べてもイケるんですが、これに100均で買ってきたチーズやサラミ、マーマレードを乗せるんですね。なんか西洋風で、ちょっとおしゃれでしょ? 3日連続でクラッカーに乗せるものを買ってきては、ツマミにしたこともありました。まあでも、ここまでヘビーローテだと、あまり、おしゃれじゃありませんかね(笑)」(同)

 この続きは8月31日発売の『週刊大衆』9月14日号で。

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