北海道のきびだん「ボ」...? 河野大臣が貰ったお土産に注目集まる→どんなお菓子か、メーカーに聞いてみた (2/3ページ)

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実は、最後の文字はカタカナの「ボ」ではなかったのだ。

「昔の『古』という漢字を平仮名にすると『こ』になります。昔はそれ(古の変体仮名)に濁点を付けて『ご』と表していたようです」(営業担当者)

補足すると、漢字の「古」(読み:こ)から派生した変体仮名はカタカナの「ホ」に似た形をしている。そのため商品名の読み方は「ご」でもパッケージでの表記は「ボ」のような形となっているというわけだ。ちなみに同店のウェブサイト上では「きびだんご」と表記されている。

しかし、そもそもなぜ北海道で「きびだんボ」(便宜上「ボ」表記、以下同)なのか。河野氏に同商品をプレゼントした山本氏も、自身のツイートで「知らなかった」と驚いたように投稿しているが...。

営業担当者は商品誕生の経緯を次のように話している。

「大正12年に関東大震災があり、その復興を願って作りました。また当時は北海道の開拓が進んでいたことから、『起きることに備えて団結して助け合おう』という意味を込めて『起備団合(きびだんボ)』と名付けました」

パッケージに桃太郎のイラストを載せているのは、商品名を付けた際に偶然近くにあったからだとか。

また、営業担当者はこんなエピソードも明かす。

「第二次世界大戦中は、軍隊に『きびだんボ』を卸していたと聞いています。そのため軍人さんが食べていたと思われます」

「きびだんボ」の原料には、もち米、生あん、砂糖、麦芽水飴を使用。腹持ちが良いとのことなので、腹ごしらえには最適だったのかもしれない。

売上の9割が「きびだんボ」

河野氏も投稿した個包装の「きびだんボ」は71年(昭和46年)に発売。一口サイズに食べやすく包装されているだけあって、今では谷田製菓の売上の7割を個包装の「きびだんボ」が占めているという。棒状のものも合わせると、売上の9割が「きびだんボ」だ。

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