嵐・松本潤への過剰な忖度にブーイング「内容が偏りすぎ」フジテレビ『嵐ツボ』で

日刊大衆

松本潤(嵐)
松本潤(嵐)

 8月27日に放送された『嵐ツボ』(フジテレビ系)が、の冠番組にもかかわらず、内容が松本潤(37)に偏っているのではと、視聴者の間で物議を醸したようだ。

 この番組は16年7月20日に初めて放送され、17年からは毎年1月3日の放送となり、今回が第6弾となる。メンバーの和気あいあいとしたトークが次々に飛び出すなど、お正月の風物詩として視聴者に楽しまれていた。

 そして、初めてのゴールデン枠の放送となる今回は、嵐の5人がスタジオを飛び出し、一軒家を借りて夏休みを過ごすという設定。そこにさまざまな客が訪れ、“嵐のランキング”企画を持ち込んでくるという内容だった。

まずは、同番組の恒例企画、嵐の素顔が明かされる、“マネージャーに聞く! 嵐の中でで1番○○なのは?ランキング”でスタート。その中の松本潤の一番いい顔として、昨年の名古屋公演のとき、朝一番のピリピリしたタイミングで、松本が好物のわらび餅が楽屋にないとクレームを入れたエピソードが紹介された。

 また、「我こそは嵐愛が強い日本一」だと番組に応募をしてきた5人の男性嵐ファンと、嵐にまつわるクイズに挑戦し、嵐愛が一番強いのは誰なのかが決定する企画では、全9問のうち、松本に関するクイズが4問で、特に後半は3問連続と偏りぎみだった。

 さらに、嵐が集英社の『週刊少年ジャンプ』編集部を訪れ、人気漫画『ONE PIECE』の作者である尾田栄一郎とトークを繰り広げる特別企画は、松本が“今やりたいことランキング”の1位にあげていたものだと紹介されたが、相葉雅紀(37)が、他のメンバーはアンケートを取られていないと暴露した。

■松本潤による松本潤のための企画

 すると、二宮和也(37)が「みなさんは自由に(編集部を)見学してください」と、自分と松本の2人だけで収録してくるとキッパリ。櫻井翔(38)が「集計1人でナンバーワンをゲットした」とツッコむと、相葉も「俺ら聞かれてないからね」と不満そうに訴えていた。

 その後、昨年、お互いに20周年を迎えた嵐と『ONE PIECE』がコラボ企画で、マンガキャラと嵐が一同に揃った、尾田書き下ろしのイラストが公開された。これに松本が「みんなにも興味あることよ」とフォローすると、嵐の5人で尾田と対面し、尾田のふだんの生活やマンガ制作の裏側など、トークに花を咲かせていた。

 これを見ていた視聴者は、ツイッター上で「どのコーナーも5人が楽しそうに笑い合っていて本当に癒されました」「嵐クイズの問題チョイスがすてきで楽しかった」などと、面白かったという声もあったが、その一方で「内容が偏りすぎてて松潤SPみたいだったよ。もっと嵐が自由にしゃべってほしかった」などと、不満の声も。

 さらに、同番組の前に放送されていた嵐の冠番組『VS嵐』の企画が“クイズ松本潤”だったため、「VS嵐のクイズ松本潤の延長戦やん」「ほかの4人のエピソードも聞きたいのに」「偏りがすごくて驚きました。平等な番組作りを目指してください。フジテレビは松本潤に忖度しすぎですよ」などと、松本偏重の番組構成に違和感を覚えるという声が少なくなかった。

 来年3月に活動停止することを考えると、『嵐ツボ』の放送は、できて後1回だけだろう。貴重な特別番組なだけに、ほかのメンバーのファンは不満だったのかも!?

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