パチンコ&スロット「9月の最新台」が要注意!なワケ【ギャンブルライター・浜田正則コラム】

日刊大衆

(イラスト/玉三郎)
(イラスト/玉三郎)

 まず、私は当コラムにて申している、「コロナ自粛以降、店は一貫してアケ傾向。年末までこの状況は続く」、この認識です。ここにブレはありません。で、9月は要注意です。

「おい浜田……店はアケで要注意って、支離滅裂になってねえか?」と思う方も出るかと思いますが、いや、そうじゃないんですよ……。今年の9月は、後半に4連休もありますから店も回収が容易になりますし、出すときは出す営業が可能と言えます。しかし、店が出す気でも、9月ってのは相対的に台スペックが辛いんです。なので、最新台は「アケても出ない」というのが例年秋の新台事情なのです。

 オマケに、この秋は、夏に発表された「遊タイム搭載パチンコ」に対して、「戦い方をみなさん心得てきた」ことが重要です。これによって、空き台はシビアな回転数で捨てられた、天井から遠い台ばかり。こうした環境の変化が相まって、「店は相変わらず甘めの調整。でも今年の9月は要注意!」という結論に至った次第です。

 というわけで、9月に導入される最新台は全て警戒しながら挑んでください。夏に導入された台のアケ返しについても、前記した通り、美味しいところで捨てられる率が激減していますので期待薄でしょう。あと、『海シリーズ』や、『ホラー系』などの「シーズン物」もシメ傾向となりますので、ここも要警戒。いつもならオススメ台について記すのですが、今回はまず要注意台について述べました。

■要注意=つまり一般的なギャンブルの立ち回りで行こうってことです!

 ここで、要注意ってのはどういう状態なのかについて少し記しますね。そもそもパチンコパチスロなどという代物は、「常に要注意」なんですわ。なので、言ってしまうと「普通に注意しましょう」ってことです、はい。

1.土日祝でお店は稼ぎにくるので、そこは要注意。できれば避けたい。
2.平日客は常連も多く、仲間同士の口コミも多い。あまりシメすぎると客とびが起こったり、悪評が広まるので、過度な警戒は不要。
3.新台入れ替え、イベ日は平常営業よりも期待できる。

 これらを普通に意識し、普通に節度を持ち、普通に立ち回るというのが「注意した立ち回り」になります。こうして考えると、秋というのは一番「ベーシックで良い」ということにもなり、押し引きのイレギュラーがない分だけ、パターンは簡素かもしれませんね。イレギュラーがない分だけ、嬉しい誤算=爆勝ちなんかも期待薄になります。

 あ、そうだ、こんなときこそ優良店が他店に差をつけるのが、「新台入れ替え以降の数日」とか、「イベ日の前日&翌日」です。ここにも情けを掛けることで、店の甲斐性を見せる場合が多々ありますので意識してみてください。

■秋が似合うのは、アノ台!

 では、オススメできるとしたらどの機種なんだ? と言いますと、ここは『北斗』と『慶次』。つまり「原哲夫まつり」です。なぜか稲刈りの季節に、『慶次』はすごくしっくりくるんですよ。これについては店も同じ認識ですので、この『慶次』が期待大です。でもって、『慶次』がアケになるときはセットで『北斗』も期待。というわけで、『CR真・北斗』と、『CR真・花の慶次2 漆黒の衝撃』を筆頭に、その他の『北斗と慶次』を要チェックです。花の慶次は10月半ばに『P義風堂々!!~兼続と慶次~2N-X』がリリースされますが、その間も狙い目と思ってください。ただ、いくらアケても、元のベースが辛い台では仕方なく、特にパチスロの『北斗と慶次』はここ数年、散々な出来の台ばかり。アケても出ない恐れ、大。これはしっかりお伝えしておきましょう。

 そんなスロットの期待は、『ジャグラー』ですね。『パチンコの海物語シリーズ』と『スロットのジャグラー』は相互関係みたいなところがありますが、秋に関しては切り離して考えてください。新台入れ替えやイベ日はジャグラー本命で、新台は期待薄ですね。爆裂5号機なんかはくれぐれもアツくなりすぎないようにしましょう。

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