映画『事故物件』でもなぜか…クロちゃん「撮れ高モンスター」伝説が継続!

日刊大衆

クロちゃん(『事故物件 恐い間取り』公式ツイッターアカウント@jikobukken2020より)
クロちゃん(『事故物件 恐い間取り』公式ツイッターアカウント@jikobukken2020より)

 インパクト抜群のビジュアルとゲスな行動で、日本中を震撼させる芸人・安田大サーカスクロちゃん(43)。『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では、あまりにも強烈なそのキャラクターから“モンスター”の異名を持つが、8月28日公開の中田秀夫監督によるホラー映画『事故物件 恐い間取り』でも、強烈なインパクトを残しているという。

「『事故物件』は、“事故物件住みます芸人”の松原タニシ(38)のノンフィクション書籍『事故物件怪談 恐い間取り』(二見書房)が原作の映画で、主人公の芸人・ヤマメ(亀梨和也)のモデルは松原タニシ本人。そのため、クロちゃんを含めた総勢24名もの芸人が有名タレント、ひな壇芸人、幽霊、一般人などなど、多くの端役で出演していたんです」(映画ライター=以下同)

 お笑い芸人たちの多くは5月に出演が告知されていて、クロちゃんの出演が報じられた時点で“クロちゃんこそ事故物件”という声もあったが、8月12日から『事故物件 怖いカレシ』シリーズ全10話が公式SNSで順次公開され、話題を呼んでいた。

「クロちゃんが身体にリボンを巻いて“プレゼントは俺”と言い出したり、すごくイヤらしい顔で彼女が捨てたペットボトルをゴミ箱から採取したり、あらゆる奇行が全10回(笑)。9月3日に彼女役の女優・佐野瑞稀(23)が“映画が怖かった”という旨をツイートしたところ、中田監督に“10本も、クロちゃん間近にお芝居できたのだから、もうコワイものなしのはず〜w”と返信されていました(笑)」

■出番は1分足らずだが……

 そんな経緯で映画公開前から話題を集めていたクロちゃん。ひな壇芸人として本編に出演したが、出番は1分あるかどうか、というほど少なかった。端役ゆえ当然と言えば当然なのだが、SNSでは《クロちゃん映画の中でもスベってたよ(笑)》《いい役でしたね!》《メイクさんを見る目がめちゃくちゃ怖すぎた……》と、多くの視聴者に印象を残したことが分かる。

「詳細は伏せますが、わずかな出番で持ちネタ“ワワワワワァ~”のアレンジを入れて場をシラけさせたり、スタンバイ中になんともイヤらしい目でメイクさんを見つめていたり、完全に“ただのクロちゃん”。良くも悪くもお芝居をしてなくて、自然体な感じでしたね。今回も、“撮れ高モンスター・クロちゃん“のスゴさは健在でした」

 もともとクロちゃんは、わずかな時間で美味しすぎる絵面を提供することで有名で、最近では7月29日放送の『水曜日のダウンタウン』で、次回予告の30秒だけで本編以上のインパクトを視聴者に与えたこともあった。

■クロちゃんの撮れ高伝説が分かる30秒

『水ダウ』を立ち上げた藤井健太郎ディレクターも7月29日にツイッターで、

〈元々はOA半分の予定だったけど、撮れ高モンスターのせいかおかげか一本になっちゃった回です〉

 とつづっていた、“神回”の予告だった。

「アイドルグループ『豆柴の大群』の7000枚の在庫CDで、リアル豆柴犬とドミノに挑戦して、倒せなかった分はクロちゃんが自腹で買い取る”という企画の予告だったんですが、予告の時点で精神的に参っているクロちゃんや、ものすごい形相で絶叫するクロちゃんがオンエアされて、多くの視聴者に強烈なインパクトを与えたんです。今回の『事故物件』でも、1分足らずでかなりの印象を与えることに成功した。まさに“撮れ高モンスター”ですよ」

 その姿を見ただけで、人々を動揺させるクロちゃん。いったいどこまでモンスターは進化していくのだろうかーー。

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