造形のしやすさとアクリルボード並みの透明度を確認!日本3Dプリンターがフィラメント「Ultrafuse PET」による造形テストを実施 (2/5ページ)

バリュープレス



本テストは、Raise3Dメーカーが販売しているフィラメントに加えて、日本3Dプリンター株式会社が日本独自にテストを重ねて使用可能を確認したフィラメントを、純正のラインアップに追加していくというプログラムのテストとして行われたものです。PETは透明性のあるクリア樹脂もあるため、今回は透過性を確認しやすいコップ形状を造形しています。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM1MDYxNCMyNTIyMzYjNTA2MTRfRHpJZ1l4aXdIRC5qcGc.jpg ]

■BASF Ultrafuse PET造形テスト概要
使用機種:Raise3D Pro2
使用フィラメント:BASF社製「Ultrafuse PET」
<メーカー推奨設定>
・ノズル温度:210~240℃
・造形スピード:30~70mm/s
・ビルドプレート温度:75℃
・ビルドプレートの状態:のり付け不要
・ノズル径:0.4ミリメートル以上の標準ノズル
・ラフト造形:どちらも可

直径80×76ミリメートルのローポリゴンカップを造形した結果、壁一層ですが目立った歪みなどもなく、そのままの造形でも透明度が高い印象を受けました。実際に透過性を確認するため目立つ色の棒を通してみたところ、積層ができてしまう関係上完璧ではありませんが、物が識別できる程の透過性を確認。また、研磨した造形物の表面にクリアなラッカー塗料を塗布した状態では、凹凸のある研磨溝が塗膜で埋まることにより屈折がなくなり、アクリルボードに匹敵する透過性を得ることができました。
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