田原俊彦、歌って踊り続ける人間力「一番好きなことだから、40年も続けている」 (3/4ページ)

日刊大衆

 彼がギンギラのソックスをはけば自分もはいて、ボルサリーノの帽子をかぶれば自分もかぶって、ムーンウォークをすれば自分も取り入れて――。でも、そうしたマネごとも40年やっていれば、田原俊彦流に昇華された部分もあるんじゃないかと思っています。

 そういえば、親友のカズ(サッカーの三浦知良選手)なんか、マイケルがムーンウォークをやっている映像をどこかで観て、「マイケルがトシさんのマネしてましたよ!」だって。あっちが元祖だっていうのに。ハハハハハ!

『スリラー』より前の、クインシー・ジョーンズがプロデュースしている頃のマイケルというのは、すごくソウルなカッコいいアルバムを出しているんですよ。『金八先生』のロケのときに、僕が聴いていた当時のマイケルの曲が、そのままのドラマの中で使われたこともありました。

 80年に僕がデビューして、いろいろなところで、マイケル、マイケル言っていたのは、アルバム『スリラー』をリリースする前。日本ではまだ誰もが知る超メジャー存在ではなかったので、僕を通じてマイケルを知ったという人もいるみたいですね。そんな人にときどき会いますよ。

■一番好きなことだから、40年も続けている

『哀愁でいと』も『抱きしめてTONIGHT』も、当時の振りのまま、今でも歌っています。生のステージで歌って踊ることこそが我が人生。逆に言えば、それしかない。それが一番好きなことだから、40年も続けているんです。 

 今はサブスクも含めて、昔の音楽と最新の音楽が同じように楽しめる時代。この前なんて、ファンクラブ担当の女性が「トシさん、女子高生がファンクラブに入りましたよ」って。僕の昔の映像をネットで観てくれたのか、なんかのきっかけで興味を持ってくれたんでしょうね。

 その高校生が、もしライブに来てくれたら、ガッカリさせたくないじゃないですか。もちろん、その子だけじゃなくて、8000円も払ってライブに来てくれた人全員に、「楽しかった」「また、観に来よう」って思ってもらえるだけのパフォーマンスを提供するのが僕の仕事なんです。

 今は男性のお客さんも3割ぐらいはいます。

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