市川猿之助「顔芸やらないと最後まで出られた」“半沢直樹”に持論

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市川猿之助「顔芸やらないと最後まで出られた」“半沢直樹”に持論

 9月1日深夜放送の「居酒屋なつみ」(テレビ朝日系)にゲスト出演した4代目市川猿之助。放送中の人気ドラマ「半沢直樹」(TBS系)に8月9日放送の第4話まで出演し、香川照之演じる大和田に利用され、東京中央銀行から電脳雑技集団に出向を命じられた伊佐山証券部長を好演したことは記憶に新しい。番組では「顔芸やると、大体4話ぐらいで消えることになる。顔芸をやらないと最後まで出られる」と持論を展開して笑いを誘った。

 また、テレビドラマは歌舞伎や演劇と違い、見ている人からの反応がすぐには得られず、感想を聞けた時にはすでに終わってしまっていることから「自分が納得しなくても監督がOKと言えばOK。視聴者なんてどうだっていいんだよな」と笑い飛ばした。

「猿之助は『普段の俺を出したら伊佐山よりひどい奴だから』と笑っていましたが、この我が道を行く生き方に多くのファンは心酔しているようです。番組冒頭では、レギュラー出演中の尾上松也を『半沢直樹』で演じていた瀬名と呼び、『この小料理屋を買収したよ』と『半沢直樹』に出てきそうなセリフで呼びかけ、尾上が驚いて立ち上がると『私、失敗しないので』と『ドクターX』(テレビ朝日系)の大門未知子の決めゼリフで見事オチをつけるなど、実にサービス精神旺盛でした。そのためネット上では『猿之助の豪快さが好きになった』『自分をひどいヤツ呼ばわりする人は多くの場合いいヤツ』『初めて歌舞伎を見てみたいと思った』『半沢もドクターXもイケるなんてすごい』といった声があがっているようです」(女性誌記者)

 これまでは歌舞伎に興味がなかった新しい観客層を開拓できたのでは。

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